見出し画像

DIYで室内扉の下地調整! #戸建教習所

築古戸建の扉ってなんであんなにヘタってるんですかね。
木も呼吸をしてるので湿気と温度で経年劣化していくからでしょうね。
元々の扉の表層の板の状態がやられていると、リフォームになかなか苦戦します。
今日は扉の下地調整の方法についてお話します。

中途半端に板が剥がれてました

もっとも、安く仕上げる方法としては、クロスやシート系を貼ることです。
大体の大工さんやクロス屋さんはこんな作業はやらずに、”新品に交換する”のを推奨します。でも、それは“利益が取れるから”ではありません。
クロスを貼るにしてもシートを貼るにしてもいずれはまた剥がれて劣化してきます。その際、「施工が余ったんじゃないの??」と後から言われるのを職人さんは避けたいのです。
何より、新設した方が当然、見栄えが良いです。

でも、それがわかるまで、私も経験して知りました。
以下、かなり自己流でDIY修繕した経緯を紹介します。

要らない襖の表層の薄ベニヤを再利用(笑)し、捨て貼りすることに。
一部だけ残して。。。
どうにかパテでつなぎました
パテが割れたので2回目塗り。。。
真ん中の小窓の処理が後から面倒なので垂木で塞ぎました
裏もこんな状態。。。(波打ってます)
ボンドを付けすぎたのか、水分を含んで、ぷく~っと浮いてしまい、結局全部剥がすハメに。

下地調整をした後、やっとクロスを貼れる状態になります。

把手を付けたら完成!

写真でまとめたら、簡単そうですが、四苦八苦しながら行ったり来たりしており、乾燥時間除いて3~4日かかりました
こんなにタイヘンだなんて・・・・Σ(゚Д゚)
と、当時(2~3年前)は思いました。
あくまでもDIYで経験を買うという意味でチャレンジしました。

当然ですが、何日もかかる作業には、通常、工賃(人工)がかかります。
日数がかかってしまうと、「結局は、扉新設した方が安いよね」となります。つまり、専門の職人さんにとっては数日に渡り、下地調整をしてまで扉の補修を行う作業はとってもコスパが悪いのです。
それに、「補修」しても端からササクレのように剥がれてきます。私の経験上、どんなボンドを使っても”リフォーム”では、いずれは浮いてきます。だから、あくまでも「賃貸ならこれくらいは」という考えで総合的に判断することが大事です。

ジョイントコーク系のボンドを注入し、クランプでしばらく押さえつければ、また当分はもちますが。。。

ちなみに、下地調整にかかった実質費用はパテやボンド、端材等なので1000円以下です。材料費を超最優先したい方にだけオススメしておきます(笑)

今日はこのへんで!(''◇'')ゞ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?