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DIY塗装~室内扉編~ #戸建教習所

室内扉のお話の続きをしましょう。
最もDIYで安く仕上げるには塗装です。
塗装は乾燥時間や養生(時には下地調整)に時間がかかります。
塗り前作業7割、塗り作業3割のイメージです。
初めて塗装にチャレンジするDIYerは、大体、
早く塗りたい!」「きれいにしたい!」が先行して、養生をサボリがちです。
結果、はみ出したり、飛び散ったり、悲惨な仕上がりになります(笑)

私も1棟目の戸建では、オイルステイン(木材に染み込ませる塗料)の特徴をよく知らないまま、プリント合板の素材である室内扉を塗装しました。
見るに耐えない仕上がりになりました(笑)


近くから見たらもっと汚いです^^

でも、上からカッティングシートを貼れば何も問題ないです( ̄▽ ̄)

一応、”ミッチャクロンマルチ”(シートとの密着力を上げる下地剤)を塗りました。

奇抜な色にしてみたこともあります^^

戸袋に隠れる面なのでヨシとしました^^

塗装のポイントは、2点です。
重ね塗りする前提で塗る
「この一発で決めるぞ!」と思いながら塗ると失敗します。
特に1回目。塗装の基本は”回数”を惜しまないことです。
濃い色なら1~2回で仕上げられますが、白系など薄い色をきれいに塗るためにはかなり回数(4回以上推奨)を重ねないと難しいです。

最初は誰でも素人なので、失敗しがちです。
大体は厚塗りしてしまい、タラーっという跡が残ります。
そうなると、乾いた後にそれを除去するためにヤスる(削る)作業が発生します。
結果、ヤスった分、再度塗装して、周りに馴染ませるのに数回分の塗り工程が必要になります。1日で終わればまだいいですが、数日に渡ると、道具をまた用意するのが面倒ですよね。


基本はローラーで塗る
ローラーは丁寧に一方向に塗ります。途中で塗る方向がなるべく変わらないように、養生はここでも大事になってきます。もっとも、室内扉なら、取り外して、寝かせてしまえば、ほとんど養生は不要にはなりますが。

細かい所は刷毛で塗ります。下の写真のように、溝になるような所は最初に刷毛で、そして、後からその刷毛痕を消すようにローラーで塗るのが効率的です。

初心者Diyerは皆、道具を使うのをためらい、ローラーを使わず、刷毛1本で広い面も塗ろうとします。その結果、刷毛痕が汚く残ります^^

道具は100円ショップのもので私は済ませています。使い捨てしても、もったいなくないからです(笑) 刷毛については水性なら水に、油性なら薄め液に浸けておけば複数回使えます。慣れれば安物でも充分きれいに仕上げられるようになります。

・・・というように、塗装を甘く見ると痛い目を見ます(笑) まあ失敗して学んでいくもので、たとえ失敗しても塗装はリカバリーができますので、気軽に挑戦できるのが最大のメリットです☆

今日はこのへんで!(-。-)y-゜゜゜



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