サピオかもしれないけどサンプル数少なくてわからない|デミロマンティックの私に見える世界
ネット上のセクシュアリティ診断をやってみると、デミロマンティック以外にも「サピオセクシュアル」という言葉が結果に並ぶ。
サピオセクシュアル/ロマンティック:相手の知性に性的な魅力/恋愛的な魅力を感じるセクシュアリティ
※デミロマンティックについては下記の過去記事などをご覧ください。
セクシュアリティのことは自分でもまだわからないので一旦置いておくが、恋愛指向のサピオロマンティックに関しては思い当たるところがある。
私は、言葉を美しく巧みに操れる人にドキドキする。
自分の思いを代弁するような文章を書くライター、メッセージを秀逸な比喩を使って発信するアーティスト、言葉遊びで笑いを誘うコント作家。
なんでそんな表現ができるんだろう?なんでそんなことを思いつくんだろう?という気持ちが、強烈な憧れへと変わる。
ここで「憧れ」と表現したのは、恋愛感情とはちょっと違うと思っているから。
どういう人に憧れるかを読んでいただいてお察しの通り、私が憧れているのはだいたい手の届かない人だから現実味がないし、別に付き合いたいとは思っていない。ただ、恋をしているときのようにドキドキするのも事実。両想いを望まない恋愛があるのであれば、もしかしたらこれも恋と呼んでいいかもしれないとも思う。
でも、私がこれは恋だと認識しているのは計3回。それらがサピオロマンティックな恋愛だったかと言われると、わからない。みんな知性の高い人だったとは思うけど、それよりも、ずっと身近で見ていた普段の立ち振る舞いなどが裏付けになっている、デミロマンティックな恋愛だったと思う方がやっぱりしっくりくる。
私がどんな人が好きなのか、全然サンプル数が足りません。
恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。