見出し画像

箱根駅伝の面白さって何?駅伝中継の楽しみ方!興味ない人も知っておくべきこと

おはようごます!Kiypomizuです✨
元日に実家に帰っていたのですが、私の父は毎年駅伝中継に夢中です。
正直に申し上げると、何が面白いのか全く理解ができません。
毎年、父は「駅伝って何が面白いん?」と母・私の妹と私からそれぞれ言われていて、孤独な状況です(笑)

まあ、それでも毎年テレビで中継放送されるわけなので、見たい人は一定数居るはずです。
父の興味にも少しは関心を示してあげないと流石にかわいそうと思たので。
何が面白いのか調べてみました。


駅伝興味ない人の意見

私は駅伝中継見ない派なので、こちらの意見の方が共感できます。
まず、画ずらがずっと一緒!
サッカーや野球のようにトンデモないプレーを観れるわけではなさそうなのです。
また、格闘技のように一時も目を離せないダイナミックさもなさそうですね。

そして、だらだらと長い…
短距離走なら、すぐに結果がわかって
「すげー!めっちゃ速い!」
となるのですが、駅伝選手は長距離をより効果的に走るということをしていると思うので、なかなか見どころがわからないのです。

そして、いつも思うことは
「そんなに体力あるんだったら、サッカーとかしてもっと有効的に使った方が面白いんじゃない?」
ということです。

大阪マラソンとか東京マラソンに行きたいと言っている人の意見も私には理解に苦しむのです。すみません。
その人たちにも「もっと楽しいことに体力使おうよ!」って言って嫌われます(笑)

箱根駅伝をどのように楽しむか?

箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。
その名の通り東京と箱根を往復するのですがその往復で217kmを10人でタスキを繋ぐ駅伝です。
往路・復路に分けて2日間で走破します。
今年2024年は記念すべき第100回大会となります。

1.適材適所、誰をどこで使うかが非常に重要

箱根駅伝は駅伝の中でもアップダウン、気温差・風、集団での駆け引き、など細かいようで影響の大きい様々な要素があります。

平坦なところでラストスパートに強い選手、山登りに強い選手、総合力に優れた選手など駅伝選手の中でも個性は様々です。

誰をどこで使うかということも勝敗に大きく関わってきます。
監督の采配が試されるところなんですね。

2.集団での駆け引き

1区は全校一斉スタートとなるため、集団となることが多いです。ここでは各選手いつ前に抜け出そうかとけん制し合っているのです。
駅伝や自転車競技にも言えることですが、集団の先頭に立つと風の影響が最も大きくなり体力を消耗してしまいます。
私なら、誰かの後ろにピッタリついて省エネモードで走りながら機会をうかがうかな…
とも考えましたが。

他の選手の状態を伺いながら走っているところから、ここぞで抜け出すところが見どころです。
タイミングをミスると終盤で体力が足りずに集団に置いて行かれるなんてことも!

3.ごぼう抜き

毎年のように駅伝にはスター選手が誕生しています。
花の2区と言われている第2走者には各校エース級の選手が配置されることが多いです。
この2区でごぼう抜きの記録が多くあります。
圧倒的に速い一人の選手で、注目を全てさらっていきます!まさにスピードスター☆
駅伝中継の見どころのひとつですね。

こういう場面というのは中二病の心をくすぐるんですよね。
五条先生が漏瑚(じょうご)を領域展開・無量空拠でボコるとことか
悟空がクリリンを殺された怒りでスーパーサイヤ人になって、それまで全然歯が立たなかったのに、圧倒的な差を見せつける場面など。

こうした圧倒的に強い選手というのは見ている側としては面白いです。駅伝素人にも分かるすごさがいいですね。

4.山の神

往路の最終区間5区は23㎞の区間ですが、注目するべきはその標高差が860mもあることです。一番過酷な区間です。
「箱根の山は天下の剣」と言われるほど、険しい坂道です。
ここからも駅伝界のスーパースターが輩出されています。
「山の神」の称号を得たのは実は歴代3名のみです。
2024年1/2 5区で区間賞を獲った山本唯翔選手は「山の妖精」の愛称で知られており、「山の神にはなれなかったと思うが、記憶に残る走りはできなかな。」とコメントを残しています。

平地を走る選手とはまた一線を画して、登りに強い選手にも注目が集まるのが箱根駅伝です。

5.繰り上げスタート

これはまた、注目されがちな場面です。
1,2区までは10分、3、4区で15分、それ以降20分以上トップと差がついた場合、前走者が中継点にたどり着く前に次の走者がスタートするというルールです。

前走者としては、これまで、この日のためにチームで過酷な練習をして、仕上げてきただけに絶対に避けたい!
次の走者にタスキを何としても繋ぎたいそんな思いが見られる場面になります。
観ているこちらとしては「ちょっとぐらい待ってあげてよ😢」
と思うのですが、無情にも次走者はスタートしてしまいます。

途中足に痙攣をおこしたり、脱水症状になっていたり、思うように走れない状態なのに、「絶対に繋ぐんだ!」という意志をむき出しにして前に進む様は多くの人の心を熱くします。
タスキを繋げなかった選手は満身創痍で走った後、涙ながらにとても悔しがります。
そして、後にその雪辱を果たすというドラマもここから生まれます。

参考:Sports for Social


まとめ

今日はちょっと長くなってしまいましたが、全く興味のなかった私が調べただけでも箱根駅伝の魅力は沢山見つかりました。
家族や友人が好きなことにもちょっとは興味を持って調べてみると、その相手との新たな共感が生まれてより良好な関係が築けるかもしれませんね。

私自身、好きな人の興味には懸命にリサーチをした経験がありますね。
ただ単に興味がないという姿勢ではなくて、結果興味ないとしてもある程度理解を示してあげるということも必要かもしれませんね。

それでは👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?