笑い話が壮絶にすべって、凹んでいる話

はじめまして。辻元清美です。


実は10日ぐらい前から、Twitterで私へのご批判が、鬼のように、拡散されてますその数、80万回以上…

いつものこと? (苦笑)

いやいや…..私は、何を言っても叩かれるし、その上、完全にデマの写真や嘘を追加されたりの人生なのですが、今回のは、ちょっと特殊なんです。


なんと言うか、えっと。。。実は本当に私が言ったことなので(苦笑)何が誤解なのか、説明するのがむつかしいのです。


その拡散の度合い見ていたら、辛すぎて凹んでいました。そんなところ、友人が、「Noteに書いてみたら?」とアドバイスをくれました。


Note では、政治のことというよりも、いつもの清美さんの気持ちとか、弱いところとか素直に書いたらいいと言われて、(そんな弱気な部分、出すとめちゃくちゃ叩かれそうで怖いんだけども)Twitterの短い文章で言い切ることとかは苦手なんで兎にも角にも、挑戦してみることにしました。



で、今回、どんなことがあったのか、と言うと。
6月12日のBSフジ・プライムニュースに出演した時のことです。
いっしょに出演した慶応大学教授の松井孝治さん(元参議院議員)が、私のことを
「さっき控え室でね、悪口言ったら撃ち殺すって言われて、物凄い恫喝ですね」と話し、これに、反町キャスターが「あっ、言ってましたね」と反応したんです。

それで、そのまま、すっと真剣な政策の話になったので、テレビを見てた人は 「え?」 となったんだと思います。


撃ち殺す….って。なに?って。
怖い
最低
人としてどうなのか


その一瞬の動画が、切り取られ爆発的に拡散されたと言うわけです。

慌てた松井さんも、

画像1

とか

画像2

これを反町キャスターもリツイートしてくれたり。

でも松井さんのこのつぶやきは、あまり拡散されません。(涙)

50リツイート。

80万対50....

Twitterは拡散力が強い方の見方がそのまま、その人そのもの、みたいに信じられてしまいます。


今回の件は、私が国土交通副大臣の時、大赤字のJALを法的整理するけど、飛行機は飛ばし続けるという難しいオペレーションを松井さんと私で対応した時のことがベースなんです。でも、当時、政権内で危機感が共有されていなかった。

そこで、私は、官房副長官だった松井さんに対応をしてもらうことが大事だと思いました。

そして、京都駅のグラビアホテルで松井さんを待ち伏せして説得した思い出話がベースなのです。


その執念を、「狙い撃ちされたみたいだ」と松井さんが思っていて、お互い
その時のことをもとに、

「松井さん、あれだけ一緒に苦労したのに、今の野党の悪口ばかり言わんといて。あんまりいうたら撃ち殺すで。ばーん」
と大阪のおばちゃんのノリっぽく言って、受けた松井さんが「本番で言うてやるぞ〜!」とこれまた関西のノリでツッコミかえし、みんなで笑ったという感じでした。


でも、私も親戚の子が「悪口言ったら撃ち殺す」って言ったら、叱ると思います.....
JALの件は、寝ずに駆けずり回ってて、松井さんも一緒にしんどい思いしかったから、二人の間でそれは冗談になった、と、そんな感じです。

松井さんが、めげてる私に気を使って今度、飲みに行こうと誘ってくれました。 

 
真剣に政策議論したいい番組だったのに、気心知れた人との楽屋でのやり取りといえ、軽率な発言だったと、深く反省。落ち込みました。


仲の良い友人が、
「今回はいつものようにデマやでっち上げじゃなくて、これあんたが言うた、ほんまのことだから、ネトウヨさんたち(?)、嬉しくて嬉しくて大喜利状態やで」
と言うので、また凹みました。


だんだん、自分が本当に最悪な人間のような気がして、実は、ちょっと夜、一人で目が冴えて苦しくなってしまいました。

そしたら、心配してくれた友達が、「落ち込み対策には、愛の不時着見るしかない」って言うんで、やっぱり見た方がいいですかね?

本当に癒されるんですかね.....。
辻元、結構辛いです。


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