好きなことと得意なこと
娘2人から思うことです
長女は
外交的
おでかけ大好き
公園などの外遊び大好き
運動大好き
なんですが、
運動オンチで性格おっとりのマイペース女子
次女は
なによりも自分
おでかけよりもお家の中でのんびり
運動嫌い
で、
運動神経抜群、かつ負けず嫌いの攻撃力高め女子。
不思議だなぁと思います
私は大学で長い間「発達心理学」という学問を学び、研究してきました。その中で人の性質は「遺伝」と「環境」、その両方から影響を得て形作られるということを知りました(今は誰にでも当たり前のことですが、数百年前には遺伝100%、環境100%で考える研究者が多かったんです。そういった歴史の流れを学ぶことが心理学の基礎的な勉強のひとつです)。
しかし今子育てという人間形成の実臨床、最前線にいる自分が思うこと。それは、子どもは育て方よりも生まれ持った『気質』の影響が大きいということです。
これには正直、とても驚きました
同じ性別で同じような子育てをしていても子どもが完全に違う方向に成長していきます
先日大学院時代の友人達と飲み会をしました。スクールカウンセラーを長年勤めたり、クリニックや地域の検診で精神疾患や発達障害の診断の補助をしたり、相談を受けている人たちです。
その友人達と自分達の子育てについて語り合い、やっぱり話題として出てきたのは
『気質』のでかさ
生まれるまではわからない子どもの気質が自分たちの子育てに与える影響のでかさ、そして子どもの気質に合わせた子育ての重要性
こんなに生まれ持ったものに左右されるとは思っても見ませんでした
我が子を見ていても、好きなことと得意なことが見事に食い違っていて、なんとも一筋縄ではいかない
長女はかけっこをすると周回遅れでゴールに到着しますが、運動が大好きで市のマラソン大会には必ず参加します。びりになっても、まっすぐ両手を揚げゴールテープに向かって走り「楽しかった!」と言い放つ姿には漢らしささえ感じます
次女はポテンシャルにあぐらをかく笑
その無限の体力を、家族の中での優位性を獲得するために全力投資しています。
末っ子は上の子が怒られる姿を見て要領よくなるといいますが、次女は長女が怒られたことにもう一度果敢にも挑戦してきます
絶対に自分なら許されるという強力な自信とともに(ゆるされないけど笑)
つらつらと書きましたが、自分の子育てなんて
左手は添えるだけ
精神でいいのかな(漫画について書いてる方のnote読んだからつい笑)
そうすると、楽
ゴールに向かってしっかりボールをホールドするのは右手に任せよう。でも左手がちょいちょいバランスとろう。
私もそれぐらいなら出来るよ〜👍
好きなこと、得意なこと、バラバラでもいいから沢山見つけてくれますように
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