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【クワンソウ】もの凄く崇高な人になった気分になる食べ物だ②(完結編)

クワンソウ(ワスレグサ)、、、食べられるお花。
これだけ食べて生きていたら宝石のみが排泄されるのではなかろうか、、、?と、妄想させるくらい美しい食べ物。

こんにちは!キヨリンド地域おこし協力隊@辺戸岬観光案内所です!(長い
本日も辺戸岬観光案内所は通常通り10:00~17:00で開所しております。
2Fふしくぶカフェは引き続き閉店となっております。

さて、前回noteの続きです。
◆初めて聞いたクワンソウ
沖縄に立つ前、東京でお世話になっていたアーユルヴェーダカフェディデアン(コロナ禍の影響で閉店、本店は営業中。)のオーナーにご挨拶に伺った際に「沖縄といえばクワンソウがよく取れるね!」と教えて頂きました。
初めて聞いた名前、、、、、
その場で調べましたら、どうやらオレンジ色の花のようだ、という知識を得ました。さらに、葉を乾燥させてお茶にして摂取するらしい、という知識も得ました。(浅っ)

1、クワンソウとは、そして効能


クワンソウは別名で、本名は(笑)ワスレグサ、学名はHemerocallis fulva。
沖縄ではニーブイ(眠り)グサと呼ばれる。

沖縄においては伝統的農産物として栽培されており、野菜として用いられる他、成分であるオキシピナタニンによる睡眠改善効果をうたったサプリメントが作られている。
                          (wikipediaより)

なるほど、睡眠導入によいとされているのですね。また、疲労回復にも良いとされています。

2、クワンソウとの衝撃の出会い


沖縄入り後、さっそくクワンソウを探しました。生えてるタイプ。いきなりハードル高い。笑
当然なかなか出会えず。ゆいゆい国頭(道の駅)で今帰仁ざまみファームさんのお茶タイプには出会いました。
そして時はたち(端折りすぎ)、なんと!!!!!
カントリーサイドの憩いの場、Aコープ(スーパーマーケット)で何気なく買い物をしていましたら!!!!!

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売ってました。原型が。しかも花部分。まさか花部分が食用として販売しているところに出くわすとは予想の斜め上どころか直角真上に突き抜けました。生花は貴重だそうです。

3、クワンソウの食べ方

生花→生でそのままサラダとして、サッと湯がいてポン酢などで頂く。
蕾→生だと毒性があるので必ず過熱して食べてください、とのこと。
葉→野菜としては食べづらいが有効成分が多いので、お茶や粉末に加工して頂く。
茎→一般的な野菜と同じように調理して。炒める、湯でる、揚げる、など。
シャキシャキした触感らしい。
根→これは重要なので引用します。

同類種では古くから漢方的に利尿効果がうたわれますが、根には有効性と共に毒性も含まれています。熱を通したとしても、多量には摂らないほうがいいでしょう。           今帰仁ざまみファームさんHPより

とのことです。捨てる部分がありませんね!!優秀!!
私は花をそのまま生で、と湯がいて頂きました。生はほんのり甘く、ゆではシャキシャキ触感が楽しめました。

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4、まとめ


このように、全身薬みたいなものだよ、という食べ物がボーボー生えている沖縄やんばる。しかも住んでいる村産や、遠くても隣の村産のものが手に入ります。
インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、自分の住んでいるところから2km以上離れていないところで採れたものをいただくのが良しとされています。まさに地産地消ですね。
文化的生活を送り、忙しい中であくせく働き、気付いたら病気になっていた、という例が後を絶たない現代。
今すぐ実践できる生活習慣の見直しは、「食」ではないかと私は思います。
ここ、やんばるでは容易に食生活の見直しが実践出来ますよ!

沖縄やんばる薬草ボーボー発見物語は、よき協力者と出会えましたので、また書いていきますね!
やんばるに訪れた際にはぜひ地産地消レストランでお食事をお楽しみください!
では、キヨリンド地域おこし協力隊@辺戸岬観光案内所でした!

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