脱!不毛!アラフィフ『再』婚活日記#196 感じが良すぎて胡散臭い

49歳離婚、かずさん(仮名:複数やりとりしていると、アルファベットがカブって誰が誰だか分からなくなるので、名前を付けることにした)。
メッセージのやりとり上だけでだが、

これまでもこれからも、この人以上はないだろうってくらい感じが良い。


感じが良すぎて胡散臭いと思ってしまうのは、第六感でないことを願う。

度々プロフィールに書いてあることを、メッセージ上で改めて訊かれるので、
プロフィールちゃんと読んでるのかよ?
と思うが、まぁ目をつぶろう。
そしてちょいちょいいる『カフェ巡り野郎』。
案の定、「オススメの穴場カフェは?」と訊くと「穴場は特にないし、あったかもしれないけど忘れました」って。
さほど行ったことないくせに、女子ウケすると思ってとりあえず書いてみてんじゃねぇよ
でもまぁこれも「かわいらしい男の見栄」と思って目をつぶろう。
私も少し前、別の人にやらかした。
最初に、
「どちらにお住まいですか?」
って訊いて回答をもらっていたのに、しばらくしてからまた、
「○○さんは、どこにお住まいなんですか?」
と訊いてしまった。
相手は「さっき訊いてきたジャン!」と思っただろう。
私も「さっき訊いたな!」と気が付いて変な汗をかいた。
しかし文句も言わず、2回目もちゃんと答えてくれた笑(その後終了するが)
なのでお互い様ではないか。
細かいことにこだわりすぎていたら、出会えるものも出会えない。
と、少し思えるようになった。
だけどこれ以上目をつぶろうと思うことが増えたり、「この人BAKAなのかな?」と思うことがあると、ブロック発動もやむを得ない。

かずさんは、こっちにも興味を持って適度に質問してれるし、気遣いもあり、自分が気遣われると必ず「ありがとう(にっこり)」と言う。
成人した別居の子が2人いるそうだが関係は良好で、時々3人で飲みに行くらしい。
仕事は毎日朝早いし休みは日祝しかないけど、旅行が好きで一人で海外も行くし、そんな時は1週間まとめて休みを取ったりするそうな。
私のことをすごく気に入ってくれている。
すでに来週の日曜日に会う約束をしているし、私は「実際に会って話をしてみるまでは分からない」と釘を刺しているが、なんならもう全て付き合う前提みたいなところまである。
相手に対して期待させたのにガッカリさせるのが申し訳ないという気持ちもなくはないが、まず、

自分がガッカリしないかが心配なんよ笑


待ち合わせ場所に出向き、
「あ。この人かな?」
と思った瞬間、目から脳に情報が送られる。
そして判断を下す。

だっっっさ!!!チョーーーだっっっさ!!!


今まで実際に会ってみて「この人素敵!」と思った人は1人もいない。
万が一、今回そこはクリアしたとしよう。
もしお付き合いしましょう!ってことになったら、今みたいに1人で自由に、外で、家で、好き勝手にしているわけにはいかなくなる。
毎日連絡しないといけないだろうし(この人はマメそうなのでそっち寄りっぽい)、ご両親ご健在の実家暮らしだから、家でゆっくりする時はうちに来ることになるだろうし、そんな想像をすると、

絶望した笑


しかしまだ会うまでに1週間ある。
明日どうなるかは分からないのがマッチングアプリ。
会う日時と場所まで決めたのに、当日の数時間前にブロックしてドタキャンするようなカスがいる世界だ。
この人とて今は、
「きよきらさんとしかやりとりしていないし、きよきらさんだけと繋がっていればいいんです」
と言ってるけど、私より若くて美人でスペックが良い女子からオファーがあれば、迷うことなくそちらへシフトするだろう。
アプリなんてそういう所だし、私と付き合っているわけじゃないのだから、何の義理立ても必要ない。
終わる理由なんて知りたくないし、勝手にブロックして去ってくれればいい。
私はブロックされたらし返すので、相手がブロックを解除しても二度と繋がることはない。
「やっぱり切らなきゃよかった」と後悔しても、それは運命でしょう。

「来週○日に有料期間が切れるので(出た!)、申し訳ないのですが、それまでにLINEを交換していただけるとうれしいです」
と言われたので、
「申し訳ないが」と言われてまで頑なに「会うまで絶対に交換しない」と意固地になるのもアレだと思って、
「今はまだプロフィール見ながらやりとりしたいので、期限が近づいてきたらLINE交換しましょう」
と言うと、
「それで大丈夫です!」
アプリ始めて1ヶ月経っていないくらいと言っていたから、1ヶ月有料にしているんだろうけど、この人、私とやりとり始めてからも、いいねが増え続けている。
自己PRに「年齢や居住地は関係ない」って書いているからか、地方の人が多いって言ってたが。
『フツーの人は争奪戦』って言うけど、本当に『フツーの人』なのかどうかなんて、まだ分からないよ。
世の中、『嘘はつかない』っていう嘘つくやつだっているんだからさ笑

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