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高校生だった自分に伝えたい効果的な英語の勉強法

45歳の時に、たまたまフランスのスタートアップとがっぷり四つに組んで事業開発をする責任者になってから、英語を本格的に学ぶ機会を得ました。それから14年経ち、日々、英語でビジネスをするようになり、さまざまな国の人たちとの縁ができ、来年定年してからも一人会社を作ってその縁をベースにした仕事をしていこうと思ってます。まさに英語が僕の人生を変えてくれました。いくつからでも変われるもんですね。
ただし、中年サラリーマンが本格的に英語を学ぶには、幾らかのメリットと多くののデメリットがあると思います。(中年の方、やる気を削ぐ様な発言ですみません)
メリットについて言えば、例えば、時事問題や経済やビジネスの基礎知識があるので、その知識を活用すると割と早くビジネス英語を習得できることでしょうか。デメリットは、多々あると思いますが、僕の場合は、なんといっても発音問題でした。最初の頃は、「発音は気にせず話す」という大前提の元、気にせず話していましたが、やはり、英語でビジネスをするのが当たり前の世界に深く入っていくと、発音を矯正しないと言いたいことが伝わらないという問題にぶちあたってしまいます。だから、今もなお、僕は、日々発音矯正の勉強しています。受験時代に無理やり叩き込んだ英文暗記が発音蒸してしてたり、カタカナ英語をベースにした発音がどうしても抜けていきません。そういう間違った発音の記憶を取り除くことに四苦八苦しています。

そんな僕が、「高校時代にこんな勉強しておけば絶対もっと良い発音できるようになっていたはずだ」と思う勉強法があります。それは洋楽を聞き、歌詞をしっかり読み、全ての単語の発音記号を全部記し、発音を徹底的に真似ることです。

僕は、小学校四年生の頃から洋楽を聴いてました。ベイシティローラーズというイギリスのアイドルバンドが日本でも流行っていて、彼らの曲を聴く様になってから、洋楽に興味を持ち、さまざまなジャンルの洋楽を聴く様になり、さらには、エレキギターを中一の時に買ってもらい、仲間とバンドを組んでました。ビートルズやストーンズなど、メジャーなバンドからニッチなアーティストにも凝ってました。今でも聴きます。
でも、今更ながら、気づいたのが、聴いていた曲の歌詞をほとんど理解せずに聴いていたということです。英語だから歌詞は理解できないのに、知ろうとしなかった。なんてもったいないことをしていたのだと今更後悔しています。きちんと歌詞を理解し、完璧に歌えるようにしてたら僕の発音問題は今ほど深刻ではなかったと思います。

例えば、ビートルズのYesterdayを聴くと、こんな歌詞がでてきます。

I said something wrong 
Now I long for yesterday

WrongとLongの”ロ”の発音の違いがまさに勉強になるのです。

洋楽を聴く若いみなさんにはぜひ伝えたいです。歌詞を読み、発音を確認し、完全に暗記することがいつの日かきれいな英語の発音をする人になる近道ですよ、と。



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