生成AI"Claude"で中国語を試す
生成AIと言えばChatGPTですが、最近バージョンアップしたClaudeも中国語を扱えます。
無料版と有料版では使えるモデルが異なるのですが、まず無料版で使えるClaude 3 Sonnetで試してみました。
与えたプロンプトは以下の通りです。
結果は以下の通りです。出力の一部を画像で示します。
少し使ってみた感じでは、Claude 3無料版(Claude 3 Sonnet)は、ChatGPT無料版(GPT-3.5)と少なくとも同等以上、場合によってはClaude 3無料版は、ChatGPT無料版よりも優れていると感じます。
Claude 3に思い切って課金してみました。1ヶ月20ドルで、最上位モデルのClaude 3 Opusが使えます。
全くの印象論ですが、ClaudeはChatGPTより饒舌な感じがします。今回はも聞かれてもいないのに英語訳を付け加え、頼まれていないことがわかっているかのように、(ご参考まで)と書いています。
Claudeのプロンプトの書き方全般については、以下のClaudeの開発元のWebページ"Prompt library"が参考になります。
日本語が第一言語のWebブラウザでアクセスした場合は、日本語に自動翻訳されて表示されると思いますが、原版の英語版を見たい時は、ページ右隅の「○日本語」のところをクリックしてEnglishに切り替えてください。
中国語教育に特化したプロンプトの書き方については、氷野善寛先生(目白大学)のWebページ「AIの使い方次第で授業はこう変わる」が参考になります。 ChatGPTがメインですが、Claudeにも言及しています。
オタクな中国語教員。日本語母語話者向けの中国語初級教材をPDFとEPUBで作っています。