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DVD化して欲しい名作・・・迷作

(2014年05月21日 09時51分じげ風呂に投稿した記事です)

最近、日本映画チャンネルは朝早くから

八橋の好きな映画をやりまくってる・・・

八橋御来屋の痛快オール無いぞ二本!

そうなんですよ奥さん・・・
朝からやりまくりの毎日ですよ(笑)
そのせいで八橋は早起きをしなければならないのですよ。
どうせこのクソダメ人間が見ている映画なんて
ろくなもんじゃないだろう・・・
え~え~ろくな作品じゃありませんよ!
かと言ってエ~エ~ろい作品でもありませんからぁ・・・

1960年代に東宝で作られた「国際秘密警察」シリーズ・・・

国際秘密警察鍵の鍵
結構評判だったらしくてシリーズ化されてます。
主演は三橋達也さん共演は毎回違うんだけど
若き日の浜美枝さん、ジュディ・オングさんという綺麗どころ。
ざっくりと言えば和製007映画なわけ。
毎回、架空の国が舞台でその陰謀に国際秘密警察が絡むみたいな。

男性陣で言えば黒部進さんとか天本英世さんとか出ているのね。
ただし、時代が時代だからガンアクションの強い作品なんだけど
いまいちしょぼいんだわ。
まあ、小道具的なものの発達も難しかった時代だったんでしょう。
その分、三橋達也さんが補うというか銃の扱いとかが上手いわけ。
まあ、三橋達也さんといえば徴兵経験からシベリア抑留経験まで
ある人だからおそらくは実銃も使ったこともあっただろうから
妙にリアル感があるのね。

最後のほうで浜美枝さんから銃を投げてもらって
それを拾い上げて四方の敵に向かって銃を連射する・・・
一見、盲滅法に撃っているみたいだけど
これが見ていて物凄く動きがきれいなのね。
でも、そうは言ってもやっぱりステーブマックイーンの
リアルさとは違います。
彼の至近距離で相手の頭を撃とうとした瞬間に
自然に開いている手で顔をカバーするみたいな動作は
演技ではなくて実際に至近距離で
人を撃ったことがあるから出来る仕草ですよ。

この作品の都市伝説みたいな話・・・

実は三橋達也さんの使っていたオートマチック銃は本物だった・・・
いやいやコレは冗談でもなんでもなくて
戦後の映画製作ではよく聞く話だとか・・・
勿論、本物と言っても実弾を発砲するわけではありません。
そりゃあ、当たり前でしょう。
八橋の死んだ父親は八橋が幼稚園児の頃に
テレビの時代劇や西部劇なんか見ていて
斬られたり撃たれたりした人はどうなるの?
そういう子供の質問に死ぬんだよの一言。
だから、八橋は子供の頃に思ってました・・・
毎回毎回こんなに人が死んで大丈夫なんだろうか?
要はドラマを公開処刑なんかと思っていたんです。

馬鹿じゃないの(笑)

で、実銃の話に戻りますが小道具がなかったんです。
つまり日本て国はチャンバラ映画は戦前から製作していましたけど
現代劇で拳銃をぶっ放す映画は少なかった。
戦時中には戦意高揚映画としてスパイ物とか作られましたけど
やはり多くはなかった。

で、戦後のGHQ政策で自由に映画が作れなくて
特にチャンバラ映画はご法度の時代がありました。
で、チャンバラ映画の台本を無理やり現代劇に書き換えたりして
凌いでいたわけ。
だからその頃は今みたいにプロップガンなんか無かったから
巡査立会で実銃を使って撮影していたというわけです。
まあ、どこまでが本当かは八橋は知りませんけど
少なくとも八橋が聞いた話はこんな話でした。

え~本当はもうひとつの作品もここで書こうと思いましたけど
長くなっちゃいましたので続きはまた後日・・・憶えていたら書きます。

おしまい。

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