太陽の憂鬱
The Songbards
2017年3月に神戸で結成された4人組ロックバンド。
UKロックに影響を受けたツインギター&ヴォーカルと、息の合ったコーラスワークが特徴。
彼らが影響を受けたと語るUKロックとは、具体的にいうとThe Beatlesのことである。
このバンドは、もともとThe Beatlesのカバーライブを開催することが多く、リバプールで開催されたThe Beatlesの祭典「Internatinal Beatle Week」にも招待されている。
ぼくも一時期、The Beatlesの楽曲をよく聴いていた時期があり、またメンバーの全員がぼくと同じ1994年生まれということもあって、注目しているバンドの一つだ。
彼らの代表作の一つに、『太陽の憂鬱』という曲がある。
リシケーシュに救いを求めにいく
くだらないのはいつも僕だ
前奏もなく、いきなりこの歌詞から曲が始まる。
The Beatlesの楽曲の特徴として、「イントロ無しで、いきなりキャッチーな歌詞やメロディーから始まる」というのが挙げられるが、『太陽の憂鬱』もまさにその系譜を継いでいると考えられる。
リシケーシュはガンジス川の上流にある町で、ヒンドゥー寺院が立ち並ぶ「ヨガの本場」として知られている。
そして、1968年にThe Beatlesが修行を行った地としても有名だ。
この曲には、インドの風景を描写する歌詞がある。
砂埃にまみれた人の足
食らいつく野良犬と聖なる河
煙はどこまで伸びて行く
くだらない僕をおいてどこへ行く
リシケーシュは、ぼくがインド国内で行ってみたい場所の一つ。
ガンジス川のほとりに腰掛け、半世紀前のリシケーシュを想像しながら、『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』を聴きたい。
1:51〜1:59の映像がたまらなく好き。
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