一般インド人の家
ビーチに行きつけの屋台がある。
引っ越しにより屋台から少し遠くなってしまったのだが、その代わりに、屋台のおじさんの家にぐっと近くなった。
歩いて1分くらいで彼の家に行けるようになった。
今は夫婦で小さな屋台を切り盛りしているが、かつてはITエンジニアをしていたという異色の経歴をもっている。
その時にしっかり貯蓄をしていたのか、今でも比較的ゆとりのありそうな生活をしている。
二人の娘にもちゃんとした教育を受けさせているし、アメリカの大学に進学させたいとも言っている。
先日、彼の家に招待されたので行ってきた。
室内の間取りや造りは漁村の家と変わらない感じだが、部屋数は多く、庭も広々としている。
彼の家には何度か来たことがあるのだが、先日訪れた時は、さらに動物が増えていた。
子どもの鳩だ。
怪我をして道端に落ちていたところを保護したのだそう。
餌付けをしているらしく、すっかり懐いている。
ぼくが触っても全く逃げなかったので、すっかり人間に慣れてしまったようだ。
ひとしきり動物と戯れた後、昼食をいただく。
インドのフライドライスの味付けは、基本的に塩胡椒のみであることが多いが、いただいたものは醤油で味付けされていた。
完全に日本のチャーハンの味だ。
話を聞くと、ソイソースはどこにでも売られているし、値段もそんなに高くないとのこと。
日本食材店でしか買えないと思っていたので驚いた。
次来るときは、ビリヤニの作り方を教えてくれるとのこと。
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