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旅の計画

来週から2週間程度の旅に出るので、本日はその旅程を公開する。
とはいっても、現時点ではまだ「どこに○泊する」というように細かく決めていなくて、立ち寄りたい場所をピックアップしている程度。
気の向くままに旅をしようと思っている。

今回の旅のテーマは「タミル・ナドゥ州満喫ツアー」

インド南部に位置するタミル・ナドゥ州は、日本で例えると、北海道を除いた東日本と同じくらいの大きさ
ぼくの住んでいるチェンナイは、タミル・ナドゥ州の北東部にある。
そんなチェンナイから、インド亜大陸の最南端コモリン岬まで、鉄道やバスを乗り継いで、時には寄り道しながら、のんびり行ってみようという計画である。

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ほぼ直線距離で700km
青森市〜東京と同じくらいの距離だ。
これで1つの州なのだから、インドは恐ろしく広い。

で、立ち寄りたい場所をピックアップすると、こんな感じ。

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チェンナイ → チダムバラム → クンバコナム → タンジャーヴル → ティルチラパッリ → マドゥライ → ラメスワラム → カンニャークマリ(コモリン岬) → コインバトール → ティルヴァンナマライ

東海岸沿いを南下してコモリン岬まで行き、内陸部をぐるっと回って帰ってくる計画。
ただ、2週間でこの旅程だと忙しくなってしまかもしれないので、とりあえずコモリン岬をゴールに設定して、内陸部は時間に余裕があったら立ち寄ることにする。
時間がなかったら、最短距離でチェンナイまで強行帰宅する。

以下、自分のためのメモも兼ねて、各都市の概要をざっくりと紹介。


○チダムバラム(Chidambaram)

州外からも巡礼者が訪れる門前町。
見どころはそこまで多くない。


○クンバコーナム(Kumbakonam)

こちらも巡礼者が多い門前町。
近くに世界遺産の寺院遺跡がある。
また、天才数学者ラマヌジャンの出身地でもある。


○タンジャーヴール(Thanjavur)

いくつもの王朝が都を置いた歴史があり、1,000年もの間繁栄していた町。
チョーラ朝最盛期に建てられた、壮大な寺院遺跡がある。


○ティルチラパッリ(Tiruchirappalli)

タミル・ナドゥ州中部の中心都市。
旧市街、新市街、寺院都市の3つのエリアに分かれる。


○マドゥライ

タミル・ナドゥ州第3の都市。
紀元前後から都が置かれていたという古い歴史を持つ。
巨大な複合寺院がある。


○ラメスワラム(Rameswaram)

スリランカとの間に位置する小島。
本土とは道路と鉄橋でつながっている。
『ラーマーヤナ』の舞台としても知られている。


○カニャークマリ(Kanyakumari)(コモリン岬)

インド亜大陸の最南端。
海から登る朝日と海に沈む夕日を見られるインド唯一の場所で、ヒンドゥー教の聖地。


○コインバトール(Coimbatore)

州第2の都市。
見どころはほぼないが、世界遺産のニルギリ登山鉄道の起点になっている。


○ティルヴァンナマライ

タミル・ナドゥで最も聖なる町の一つ。
町の中心に、高さ約800mの聖なる山がある。



以上、ざっくりと紹介でした。

ちなみに、各都市間の移動手段はよく分かっていない。
それぞれ、有名観光地 or 中規模の地方都市らしいので、便利な直通バスや電車が走っていると信じている。

現時点で、チェンナイ → チダムバラムのバスチケットは予約しているが、それ以降はその場の成り行きに任せる。

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