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タミル・ナドゥ満喫ツアー

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2022/3/15~3/30。 南インドのタミル・ナドゥ州をざっくり1周した旅日記。
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#最南端

タミル・ナドゥ満喫ツアー 9日目 マドゥライ→ カニャクマリ

ついに、この旅最大の目的地であるカニャクマリ(Kanyakumari)まで移動する。 カニャクマリはインド最南端の地で、太陽が海から昇り、海に沈むインド唯一の場所である。 アラビア湾、インド洋、ベンガル湾が合流する場所で、ヒンドゥー教の聖地の一つとなっている。 カニャクマリまでは列車で移動する。 インド旅初の長距離列車だ。 ↑マドゥライ駅。 インドの駅には国旗が掲揚されている。 チケットは昨日のうちにネット予約していた。 紙のチケットに交換する必要があるのか分からなか

タミル・ナドゥ満喫ツアー 10日目 カニャクマリ

インド最南端のカニャクマリは、海から登る朝日と海に沈む夕日を見られるインド唯一の場所。 というわけで、夜明け前に起きて海岸まで行ってみる。 よく見たらこの漁船…… 舳先(へさき)に顔が描いてある。かわいい。 モヤがかっていて、ちょうど水平線から顔を出すところは見られなかった。 ベンガル湾、インド洋、アラビア湾、3つの海の合流地点は豊かな漁場になっているのだろう。立派な魚が水揚げされていた。 モスクっぽい建築様式の教会。 午前中の涼しい時間帯に、ガンジー記念堂へ。

タミル・ナドゥ満喫ツアー 11日目 カニャクマリ → 夜行列車

夜明けの1時間前に起きて、沐浴場まで行く。 まだ真っ暗だが、すでにたくさんの人が集まっている。 後ろの門が沐浴場の目印。 夜明けを待ち望む人たちでごった返している。 マジックアワー。 日の出の時刻を迎えるが、今日も水平線には靄がかかっていて、太陽の姿は見られない。 不意に、沐浴場がどよめく。 顔を上げると、赤くて丸い太陽が雲の切間から顔を覗かせていた。 まるで、赤と丸のイデアだ。 真剣に祈りを捧げる人。写真やビデオを撮影する人。 思い思いの朝を迎える。 今晩はつ