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【映画鑑賞記録】レクター博士シリーズ

Amazon Primeで「羊たちの沈黙」を久しぶりに観た。全編途切れることのない一種異様な緊張感は何回観ても圧倒される。特にアンソニー・ホプキンス。ほんとうに怖い。ちなみに僕が生まれて初めて一人で映画館に観に行った映画が「羊たちの沈黙」だった。

続編の「ハンニバル」は「クラリスがジョディ・フォスターじゃない」「Amazon Prime で有料」という理由から長らく敬遠してたのだけど、大した金額じゃないので観てみることにした。ついでに「レッドドラゴン」も。こっちは有料じゃなかった。というか続編がこんなに作られてること自体知らなかった。

◆ハンニバル

監督はリドリー・スコットだったのか、知らなかった。ジュリアン・ムーアが思いのほか頑張っている。ジョディ・フォスターの後任ともなると相当なプレッシャーがあったのではないだろうか。ジャンカルロ・ジャンニーニが年を食っても良い味わいを出している。ちなみにゲイリー・オールドマンの役どころは誰が演じているのか分からないという風貌過ぎて、逆に彼の良いところが余り出てなかったような気もする。全般良くできていて面白かったけど「羊たちの沈黙」と並べてしまうとどうしても小粒に見えてしまう。

◆レッドドラゴン

本作も脇を固める俳優陣がすごい。エドワード・ノートンは余りしらないけど、ハーヴェイ・カイテル(「ユリシーズの瞳」等)、エマ・ワトソン(「奇跡の海」等)、レイフ・ファインズ(「嵐が丘」等)、とハリウッドに余り馴染みのない僕でも知ってる名優が顔を揃えている。オリジナル「羊たちの沈黙」へのリスペクトが感じられる良作だと思った。ただし、続編ならではの小粒感という感想は「ハンニバル」と大差無いか。

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ところで「ハンニバルライジング」という映画もあるようだが、これはレクター博士がアンソニー・ホプキンスではないという理由から観るのを躊躇している。

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