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経済観念を指摘「神はささやかに囁く」

こんにちは、きよぼーです。

優秀かどうかは関係なく、経営者や管理職には、同じ共通点がある。

それは、経済観念と、どん底の時の辛酸をなめたあの時の気持ちである。

20代:上司の上司の上司の言葉

当時の上司(直属上司の上司の上司)から、10名ほど家に招かれて、BBQを行った。奥様が出された刺身が出されるも、周りは話に夢中。

一番下っ端だった私が、小皿にしょうゆを垂らし、みんなに配った。

これを見た、その上司からの指摘。

「(刺身の量と人数に対して、しょうゆを注ぎすぎて)多すぎる。足りなければ足すだけ。」


自営業の父からの言葉

「お客様がまけて欲しいとあれば、まける。けども、それでも利益が取れてるから(まけた)」

元々、儲ける・事業を大きくするつもりはないと公言する父。

目の前のお客様に全力以上の仕事をし、結果、お客様がファンになり、ファンがファンを紹介して20年以上たつ。


現在:上司の上司の言葉

マスクが品薄で、なんとか人づてで取り寄せた貴重な中国製マスク

ある職場の女性が、マスクを開けたら、ゴミがついてる。ワイヤーが出てる。ゴムが切れた。とかで、50枚中7枚を捨てた。

それを聞いた上司が、「あほか? なぜ、捨てた。ゴミは取ればいい。もしサイズが合わないなら、2重にしたらいい。よくよく考えよ!」



現代は、物質的にも満たされた世の中で、むしろモノも情報もあふれかえっており、昔から見れば確実に幸せ!のはずが、もう幸せにマヒしている。

我々は、便利や豊かさや幸せを満たされると、もう元には戻れない。地球上で一番わがままな生き物だ。

幼児がチョコを食べると、その甘さやおいしさに、虫歯のリスクがあったり、ごはんが食べれなくなるから、という親の優しさも忠告も無視して泣きじゃくり、チョコを求める。

自転車に乗れたあの幼少期の喜びも、原付や車に乗り、上位の文明の便利さを知ると、もう自転車に乗るという選択肢は消える。または減る。


今、あなたは幸せですか?


幸せは、これまでの汗・水の努力の賜物であることを実感しなければ、上記の3人の言葉はない。


食料に苦戦した年代だから…とくくるには、ちょっと雑な気がする

肌感覚で身に着けた言葉には重みが増す。

辛酸を舐めたあの頃を、もう経験したくないからの言葉なのか?

あの苦しい時代があったから、今があるのか?

あの時の一念発起した情熱が、今もほとばしっているのか?

答えは聞いてないし、聞いても分からない。


平和ボケにしたころに、天災は教えてくれる。

コロナは、人類が忘れた何かを伝えるために、やってきたのかもしれない。

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