個人と集団の利点を考えて、目標達成のために運用する【忍者の技と知恵 #321】
個人ワークは意思決定が自分自身だけのため、スピーディーに仕事を始めることができます。対してチームワークは集団の力を利用して大きなことを成し遂げることができます。
忍術で、敵の怪しい動きの兆しを察知し、先手を打って動き敵を制するのを「如景術」といいます。敵城に忍者を潜入させることができたら、忍者の入手した情報を受け取るために相談・連絡係の通路人を数人、城の近くに配置しておきます。通路人は、情報の受け取り、主君への報告、増援の受け入れを行います。
忍者を潜入させても、一人でできることには限りがあります。偽情報を流す、城内の建物に火をつける程度ならまだいいですが、城を落としたり敵軍を壊滅させるには力が足りません。最終的には仲間を呼び、集団の力で敵を打ち破ることで勝利を得ます。
個人と集団の利点を考えて目標達成のために運用することが大事です。家を建てることを例にすると、一人の大工では重たい柱を運ぶことはそもそも困難ですが、大工の集団なら難なくこなせます。また、建て方を決めるとき各々が好き勝手言っていたらいつまでも仕事を始められませんが、プロフェッショナルの大工が一人工程を決めてしまえばすぐに作業に着手できます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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