謀略を仕掛けるための忍者の下ごしらえ「偽印・偽筆」【忍者の技と知恵 #266】
忍者は闇に紛れて活動するだけでなく、姿を表して堂々と敵国に潜入し諜報活動行います。姿を表して活動する忍者を「陽忍」といい、陽忍は活動を始める前に準備すべき6つのこと「始計六ヶ条」があります。
始計の四つ目は偽印・偽筆を用意する。潜入前に諸国の領主や将軍の印を入手して、そっくりな偽装印を作ります。また、筆跡も真似できるように準備をしておきます。これらは偽書(偽の手紙)を作成して謀略を仕掛けるためのアイテムになります。
人が喋るときは、その人の顔や声が本人であることを証明します。しかし、手紙では筆跡や印が声と顔代わりになるので、筆跡や印を真似するだけであたかも本人になりすまし、敵を罠にハメることができます。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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