ときに警備・警戒は積極的に「攻勢警備」【忍者の技と知恵 #230】
敵忍者はあらゆる手を尽くして城内に侵入し、重要な情報を盗み出そうとします。敵忍者から国を守るための第一歩は警備です。油断なく厳重に行うことで国や仲間を守ります。
敵陣と自陣の距離が近い戦時中の場合、敵陣の近くへ「遠物見」を昼夜共に配置します。遠物見はいわゆる斥候で、敵の動きを逐一知るために置く監視の兵です。
警備や警戒というと、相手の行動に対して受動的に行うと思いがちですが、こちらから積極的に警備活動をすることもできます。問題(となりそうな)の発生源がわかっているのなら、積極的に監視することで相手の行動から思考を読み解き、被害が発生する前に手を回して対処することができます。
攻勢防御(敵の攻撃に対して陣地防衛するのではなく、陣外へ討って出て敵を撃滅する防御戦術)ならぬ、攻勢警備と言えるでしょう。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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