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戦国忍者の合言葉と現代のパスワード:利便性とリスクの両刃の剣【忍者の技と知恵 #372】

ネットサイトやアプリにログインするにはパスワードの設定が必要ですが、これはパスワードによって自分以外の不正利用者の侵入を阻止するのが目的です。

戦国時代、忍者は変装して敵陣中に潜入するとき、あらかじめ敵の合言葉を調査します。合言葉を知ることによって、門番の警戒をやり過ごし安全に侵入することができます。

合言葉とは今でいうパスワードです。不特定多数の人間が入り乱れる戦場では、門番が一人一人の顔を覚えるのは困難で、そのため仲間であることを確認する合言葉パスワードを決めて効率化を図りますが、それは逆に合言葉パスワードを知っていれば=仲間という思考の停止を発生させる諸刃の剣でもあります。

合言葉を入手して忍者は門を通過する


万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home