雑記令和6年司法試験に向けた今の心境

さて、もうすぐ、令和6年司法試験、本番ですね。
少し自分の気持ちを整理するために、完全に自己満足でここに吐き出そうと思い、執筆することにしました。
思ったことをただ書いているだけなので、まとまってませんし、誰かに読ませようと思って書いてるつもりもありません。

去年、
憲法B行政法B 民法D商法B民訴C 刑法C刑訴C
選択30
論文361、短答114で、745.9、合格点770点で、不合格となりました。
あと25点は、一科目あと3点ずつ上積みできれば、短答が140あれば、合格できるものだったとしても、僕としては、あの時点の自分の実力を120%出し切っての結果で、不合格を知ったときは、『これ以上、何を頑張ればいいんだ?』と、全身の力が抜け、途方にくれました。

合格者の方々に指導してもらうことで、僕の弱点は、「知識が定着していないこと(≠知識が入ってない)」要は、使いこなすところまでに至ってない。単に知ってるだけの状態。
そして、あてはめの弱さ。
論点抽出して規範を書けたらそこで安心してしまい、あてはめが力尽きてしまう癖がありました。

知識面については、同志社ローで授業を受け続けることでレベルアップできたと思ってます(そのために再ローしたんだし)。
ただ、書き方面については、むしろ去年より下がってしまったな、というのが正直な心境です。
僕は、去年の時点では、筆力に自信がありませんでした。
どんなに頑張っても、5頁目に達するのが精いっぱい。だから、構成時間を短くして、書く時間を多くとる。それでも5ページ目に達するのが精いっぱい。
だから、なるべくシンプルに書こう。
こうすることで、去年のTKC・辰巳模試ではどちらも合格推定を上回る判定をいただけました。それがよかったんでしょうね。
ところが今年は。筆力を上げることを目標に頑張った結果、筆力がある程度鍛えられて、書ける量が多くなったことからか。
盛り込みたいことをたくさん盛り込む癖がついてしまいました。
その結果、論点抽出から論証に、結果的に不必要なことを多く書くようになり、答練では「このページ丸々点がつきません。」とか書かれるようになりました。
僕としては、余計なことを書いたつもりはありませんでした。
知識をひけらかすつもりもありませんでした。
でも後から、「この記述は無駄。」と言われる。
なぜ盛り込んでしまうかといえば。
後から、「この点への言及は必要だった」と言われて点を引かれるのが怖いから。
思いついたのに書かなくて点を落とすのが怖いから。
それでなるべく点を稼ごうとして思いついたことなるべく書こうとしたら、点のないところを書いてしまってる。
だから、点が振られてるポイントの見極めが、目下の課題と思っております。
そこで、今はひたすら、今までの教材や解いた問題の復習をしつつ、上位答案の分析。
上位答案ってほんとシンプルですよね。しかも当たり前のことを書いてる。
本当にこれだけで上位に行けるんですね。そして読みやすい。
予備校の答案例とか、法学セミナーの学者の答案例、なんであんなに読みにくいんでしょう。僕はずっとそればっかり参考にしてたのも、無駄なこと書く癖がついた要因なのかしら。

僕はいつも去年の自分と比較してます。僕はあまり人と比較するタイプではないです。自分の中のベストを出せてるかどうかを基準に生きてます。
今年のTKC模試や辰巳模試が振るわず、授業の課題でもけちょんけちょんにされた僕を救ってくれたのは、去年の自分の再現答案や答練でした。
再現答案作っておいてよかったし、去年のやつを取っておいてよかったです(単に捨て忘れただけだったりするけど)。
出来はよくないけど、シンプルに書こうとする姿勢が徹底してました。
今僕は、去年の自分に救われてます。

余事記載をしないこと。
ミスをしないこと。
これさえなんとかできれば、合格点に達するかな・・・。
本番の自分に期待しつつ、今日も上位答案の分析などをして、準備をしています。
でも、正直、去年より自信はありません。
去年は絶対決めてやるつもりで、がむしゃらにやって、本番あれだけの力を出せたから。燃え尽きれたから。
今年もう一回燃やすエネルギーが足りない。でも、今の自分の全力を尽くして、合格点を勝ち取りに行きます。

以上


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