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「商人の父」と言われた商業経営指導者であり、経営思想家の倉本長治が遺した膨大な著作・発言の中から、そのエッセンスをコンパクトな言葉にまとめて超訳、私なりの解釈を添えます。
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2021年2月の記事一覧
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小才は縁に出会って縁に気づかず 中才は縁に気づいて縁を生かせず 大才は袖すり合った縁をも生かす 結縁、尊縁、隨縁こそが商い
日本初のセルフサービス衣料品店をつくり、人材育成に尽力された西端春枝さんの著書『縁により縁に生きる』は折々に読み返す大切な一冊。 縁を大切にし、縁から学び、縁を広げ、縁を活かした半生が感動的に描かれています。 春枝さんは、縁を大切に生きた商人でした。 「だからな、あんた、あんたも縁を生かさなあかんで」 春枝さんは、私にそう教えてくれました。 「煩悩具足の教えのとおり、人間は生きている限り煩悩から逃れられん。どんな人も一緒や。それを自覚した上で、縁を生かして誠実に生きなさい」