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【エレキギター回想録・その1】

こんにちは。キヤヘンです。🙇‍♂

実はウチには、50本からのギターがありまして…。
一時期は100本を超えた事もあったんですが、流石に保管場所に困るように鳴り、思い入れの無いものや、使用頻度が低いものは手放すようにしてたんですが、中々減らないものですね…。😅

なので、思い出のあるギターに付いて、忘れない内に書いておこうかと…。😅

【Fender Japan ST62-120 EXTRAD】

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記念すべき第1回目のギターは今は無き、初めて買ったGreco FV600にしようかと思ったんですが、既にnoteに書いてあったので、こっちにします。

タイトル画像に成ってるこのギターは、1987年にFender Japan から発売されていた、カスタムショップエクストラッドと言うシリーズのギターで、ヴィンテージストラトをモチーフに、現代的なアレンジを施した、セミオーダーのハイエンドギターと言うコンセプトでした。
因みに、2015年にFender Japan ブランドは消滅しています。

現フジゲンの工房で制作されたギターで、話によると熟練したスタッフが1本1本手作業で仕上げているとか居ないとか…。
オレは当時ミュージシャンとして活動し始めたばかりで、お店で弾くギターが必要だったんですよね。
それまでアマチュアで活動してて使ってたギターは有ったんですが、それはフライングVだったので、どうにもならんと言う事で、買ったのがこのギターです。

これは24歳だったオレが、1989年当時新品で買ったJシリアルなので既に30年以上経過してることになりますね。
激トラの柾目ネックに目の詰まったスラブローズ。
アルダーのセンター2Pに、3トーンサンバーストって言う代物。
多分、柾目のストラトはウチはコレしか無いんじゃないかな?
あとは、板目のネックばかりだったはず…。

ハードウェアは全てインチ仕様のUSA仕様パーツで、当時としては木材加工以外はUSA仕様フェンダーと同じだったんですよね。
いわゆるトップラッカーってやつで、シーラーより上のカラー部分からトップコートまではアクリルラッカーで塗られてまして、NCラッカーとは違いますが、ラッカー塗装の手触りが心地よいギターです。

サウンドは、とても上品ですが、力強いロックな音がします。
オレのなかでの印象だった「ストラトはキンキンした音で使いづらい。」と言うイメージを一気に払拭してくれたギターです。
オレはこのギターでストラトの使い方覚えたんですよね。

当時オレはギターに搭載されてた5点スイッチを使って、お店ではハーフトーンで弾くことが多かったんですが、ある日バンマスに…

「オマエにハーフトーンなんか10年早い。ハーフトーンてのは、3点スイッチを使い込んでヨレて途中で止まるように成ってから出すもんだ。」

と言われたわけです。😅
まぁ、当時オレも若かったので、その言葉が無性に悔しかったんで、「じゃ3点スイッチ使い込んでやろうじゃないか!」と思って、すぐに3点スイッチに交換したんですよ。
このギターの改造箇所は唯一このスイッチ交換だけです。
しかも、5点から3点へという…。🤣

それから8年。
オレは32歳に成ってたんですが、ある日スイッチが途中で止まったんですよ!本当に!
とっくに、お店は辞めてたんで、バンマスには報告できませんでしたが、スイッチはバンマスが言ってた通り止まる様になりました。
ただし、10年ではなくて8年ですけど。🤣

その後、メタルバンドに加入するまでこのギターはオレのメインギターでずーっと弾いてました。
この30年で、フレットすり合わせを1回やったのと、ボリュームポットがバイオリン奏法のやりすぎで壊れてしまって、交換したくらいしか手が入ってません。
ウチで配線も含めて、ノーマルで使い続けてる唯一のギターです。😎

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