2016年6月にブログで紹介した映画まとめ

06/01　やるっきゃ騎士（コメディ）

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80年代にヒットした、みやすのんきのお色気コメディを実写化。中村倫也主演。遠藤新菜、柳英里紗、柾木玲弥ら共演。R指定ではなくPG12指定、劇中の言葉によれば『10代のピュアなエロ』ということで描写は控えめなものの、特に怒涛のパンチラシーンはこだわりを感じる。女尊男卑の世界をコミカルに描きつつ、共通の敵を前に協力しあうというわかりやすい流れ。青春を感じる作品。

06/02　MONSTERZ　モンスターズ（サスペンス・アクション）

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韓国映画『超能力者』を藤原竜也・山田孝之初共演でリメイク。見つめただけでどんな人間も操れる男と、その力が唯一効かない男。得意な体質を持った二人の対決はどんどん犠牲者を増やし、過激になっていく。大切な人を守ることができるのか……。主演二人の鬼気迫る演技は見応えバッチリ。凶悪すぎる能力にどう対抗するのか。直接的な描写は控えめなものの、ショッキングなシーン多し。

06/04　ホーム・スイート・ヘル（ブラックコメディ）

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パトリック・ウィルソン、キャサリン・ハイグルが夫婦役のブラックコメディ。舅のおかげで自分の家具店を経営するドンは、完璧主義の妻ドナへの鬱憤がつのり、部下の若い女性と浮気してしまう。それを知った妻は彼女を殺してしまうのだが、浮気をネタに金をゆすろうとしていた輩がおり……。ぶっ飛んだキャラクターが淡々と処理していく姿はシュール。ラストの衝撃的な展開も含めて非常にブラックな作品。

06/07　パージ（サスペンス・アクション）

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その日の12時間だけ、あらゆる犯罪が許されるとしたら。政府が決めたとんでもないルール。主人公は防犯システムを売ることで成功したのだが、パージの最中ホームレスの男に助けを求められ、息子が家の中に入れてしまう。一方その男を追ってきた不気味な仮面集団が現れ、引き渡さなければ家族も皆殺しにすると脅してきて……。完璧な守りのはずの高級住宅が惨劇と貸す。電気が消え閉鎖された空間の中で、家族のために立ち上がる父。最高の緊迫感。

06/08　セント・オブ・ウーマン夢の香り（ヒューマンドラマ）

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アルパチーノ主演。視力を失った退役軍人の世話をすることになった大学生。彼とともにニューヨークに向かうのだが、そこで過ごすうち、彼の葛藤を感じ、また生きる上で大切なことを学んでいく。親子ほど歳の離れた二人の友情には胸を打たれ、また終盤にあるとあるスピーチのシーンのカッコよさが素晴らしい。『最強のふたり』好きな人には特におすすめしたい一本。

06/09　テイカーズ（クライムアクション）

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マット・ディロン、ポール・ウォーカー、ヘイデン・クリステンセンら豪華キャストで描くサスペンス・アクション。鮮やかな手口で強盗を成功させてきたチームだったが、かつての仲間が出所し、現金輸送車強奪計画を持ちかけてくる。不信感を抱きつつも最高の計画をたて、準備がすすめられるが……。僅かな証拠から彼らを追い詰める敏腕刑事の執念も見どころ。最後に笑うのは誰だ？

06/10　ゼロ・グラビティ（SFサスペンス）

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宇宙空間の恐怖。サンドラ・ブロック演じる博士は宇宙での作業中に事故に巻き込まれ、ベテラン飛行士とともに窮地に陥る。気を抜けば死に直結する極限状態の中でなんとか地球へと帰る道を模索する彼女だが……。３D版で視聴したのも相まって無重力空間の静寂や怖さがひしひしと伝わり、絶望感や孤独感が凄まじかった。その分ラストのあの展開と映画タイトルが表示される演出には鳥肌モノでした。

06/13　TED2（テッド２）コメディ

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カミナリ兄弟、再び。マーク・ウォールバーグと毒舌ぬいぐるみの友情を描いたブラック・コメディの第2弾。晴れて結婚したテッドだが子供が欲しくなり、養子を迎えようとするも『ぬいぐるみに人権はないのでは』と言われてしまう。そこで若手弁護士の協力を得て裁判を起こすのだが、その一方でまたしてもテッドを狙う影が見え。今回も小ネタの応酬でニヤニヤしっぱなし。下品さも健在なのでご注意を。

06/14　シャドウ・ファイター（アクション）　

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フェニックス・ヴァレン（チョウ）主演のカンフーアクション。人々のために尽力していた指導者が反政府軍PLMの凶弾に倒れ、彼に輸血するために適合するドナーを探しだすことになった女兵士。クセのあるおっさんを仲間になり、PLMと闘いながらひた走る。ヒロインのカッコいいアクションが見どころ。

06/15　ラブ＆ピース（ヒューマンドラマ）

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園子温監督、個人的に最高傑作。今のところ2016年で一番泣いた映画。しがない会社員。彼には音楽で成功するという夢があった。偶然買うことになったミドリガメにピカドンと名付け可愛がっていたが同僚に馬鹿にされ、あろうことかトイレに流してしまう。地下に流れ着いたピカドンは不思議なおじさんに出会い『願いを叶える代わりに体が大きくなる』アメを食べてしまう……。

06/16　亀は意外と速く泳ぐ（コメディ）

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上野樹里がスパイに扮する脱力系コメディ。どこにでもいる平凡な主婦。その平凡さをかわれスパイになったものの、具体的な活動は一切なし。普段通りに過ごすよう言われるのだが……。スパイの同僚や学生時代からの友人など普通すぎる主人公とは対照的に個性的な登場人物ばかり。そしてついに本格的な活動の日が近づき……。

06/19　ジャッジ　裁かれる判事（法廷サスペンス）

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ロバート・ダウニーJr主演。口が達者の敏腕弁護士ハンク。母の葬儀のため、それまで距離をおいていた生まれ故郷に戻るのだが、滞在中、判事で街の両親である父に殺人容疑がかかってしまう。しかも十分な動機があり、なんとか救おうと思うのだが、口論になってしまう父と子。しかし事件の発端となったある判決には秘めた思いが……。不器用な親子の絆に胸を打つ傑作ドラマ。

06/20　カリフォルニア・ガール　禁じられた10代（ロードムービー）

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ジュノ・テンプル主演の青春ロードムービー。過激なファッション＆服装から特別クラスに入れられ、ゲイのクラスメイトと課題を行うことになった主人公。未婚の母が再婚することになり、自分の父親を探すために車を走らせることに。その旅の中で少しずつ友情が芽生え……。子供側、母親側両方に感情移入できる物語。爽やかなラストも心地いい。

（06/22　海外ドラマ『ウェイワードパインズ』紹介記事）

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Amazonプライムで配信中の海外ドラマを紹介。疾走した同僚を探していた特別捜査官の主人公。交通事故にあい目覚めると謎の街におり、そこには奇妙なルールと怯えたような住民たちがいた。少しずつ明らかになる街の秘密。救世主の目的。SF要素もあるサスペンス。

06/23　ロンドン・ヒート（サスペンスアクション）

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70年代にイギリスでヒットしたTVドラマ『ロンドン特捜隊スウィーニー』を映画としてリメイク。レイ・ウィルストン、ベンドリューほか出演。バットを使ったり、割りと過激な方法で犯人逮捕してきたチームだったが、とある銀行強盗の捜査で失態を演じ、リーダーがバッジを取り上げられてしまう。その分奮起する仲間たちだが……。トラファルガー広場での銃撃戦など迫力のアクション。

06/27　LIVE!　ライブ（サスペンス）

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視聴率のために一線を超えるTVウーマン。オーディションで素人の再感謝を選び、生放送でロシアンルーレットをしてもらう。倫理的もアウトなはずの番組だが最終的に放送の許可がおり、緊張感の中と空砲が鳴り響くが……。非現実的なテーマなものの、昨今のやり過ぎなTVネット番組を風刺しているように感じた、ドキュメンタリータッチのサスペンス。

06/28　パーフェクト・プラン（サスペンス）

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ジェームズ・フランコ＆ケイト・ハドソン主演。経済面の問題などから生活が苦しい一組の夫婦。ある日階下に住んでいた男が変死しているのを発見。通報するが、傍にあった大金のことを警察に秘密にしてしまう。少額だけ借りて、あとで返せばいいと思っていた彼らだが、その金をめぐってマフィアなどから追われることに。

06/30　デス・クルー（サスペンス・アクション）

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凄腕賞金稼ぎ集団『ナイトクルー』の今回のターゲットはひとりの少女。メキシカンマフィアの元から彼女を救い出すせたものの、非協力的でしかも特殊な能力を持っていた。迫り来る追手の中、仲間と共に戦うことになるのだが……。ダニー・トレホもチョイ役で登場。

7／16　追記。