bosyuにやることリストが追加されました
こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーの人です。立て続けのリリースになりますが、大きめの新機能のお知らせです!
報酬が発生する募集に伴うやりとりを行う場合に、「次に何をやるか」がわかりやすくなりました。いわゆる、やることリスト機能です。
このエントリでは、やることリスト機能の実現の背景とともに、機能設計において悩んだことを中心に書いていきます。
機能の背景
報酬のやりとりを伴うbosyuを利用する際、依頼する相手を決めたり、応募を承諾するかどうかを決めたりと、いくつかの「やらなければならないこと」が発生します。
これらは報酬を含めたやりとりを行う中では重要な行為ですが、忘れられがちな行為でもあります。
これらを忘れてしまうと報酬を受け取ることができなくなったり、やりとりをスムーズに進めることが難しくなってしまいます。
そのため、「やらなければならないこと」をわかりやすく表示する「やることリスト」を作るといった解に至りました。(メルカリさんとかでおなじみのあれです)
通常のサービスであればやることリストの設計はあまり大変ではないのですが、bosyuのやることリストの設計はなかなか骨が折れました。
ここからは、bosyuならではの悩みどころをかいつまんでシェアしていこうと思います。
bosyuならではのバッジ表示の難しさ
bosyuでは、やりとりが終わった後に「完了報告」を行うことで報酬を受け取れるようになるとう仕組みを採用しています。
完了報告は「やらなければならないこと」の中でも大切なものであり、やることリストとして常に表示すべきものであると考えています。
他方、依頼内容によってはやりとりの完了までに時間がかかるものも多く、常にバッジを目立つ形にしておくと、バッジとしての役割を果たせなくためあまり意味がありません。
そこで、やることを確認した後は、バッジが薄暗くなるといったデザインに着地しています。やることがあることはわかるものの、あまり鬱陶しくならないといった着地点です。
bosyuならではのワーディングの難しさ
例えば、メルカリさんであれば「モノを売る/買う」といったパターンのみであり、相手も常に1:1であるため、自ずとワーディングは絞られてきます。
他方、bosyuの場合は「教える」ことや「参加費用をbosyuで徴収すること」、「写真を撮ること」や「イラストを描くこと」などの、様々なケースで報酬付きの募集機能が使われています。
そのため、ユースケースが無数にわたるため、適切なワーディングを探すことにいつも苦戦しています。ワーディングの神様がそろそろほしいです。
おわりに
先日リリースした「やりとり一覧」と今回リリースした「やることリスト」によって、ようやくbosyuのメッセージ機能の改修もひと段落といったところです。(というより、やっとスタート地点までたどり着いたという気持ちです)
今後もいくつか大きめの改修を予定していますので、そんな部分も楽しみにしていただけると嬉しく思います。
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P.S. 最近DMもらうたびに「きゅーいとこんぶ様」と書かれていて、そろそろつらい気持ちしかありません。よければフォローしたうえでDMでもください。雑談なら付き合います。