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グラレコ・イラスト化・グラフィックファシリテート


一瞬で心をつかむ伝わるイラスト思考

実は、私たちがものを見るとき、心がザワザワと波立っていると、対象の正しい姿をありのままに「観察」することができません。
「観察」をするステップとして、まずは自分の心の鏡を「曇りのない状態」に整える「状態づくり」をすることが、何より重要です。

漫画軸なので、わかりやすい!

あと、引用のところでもあるように、「イラストを描く前にクリアリング」だとして瞑想させたり、「イラスト思考で使命に気づく→使命をシェアする→仲間・コミュニティの絆強化」という展開が面白かった。

下手な自己啓発本より、具体的にやることが見える分、役に立つ。

ただし、描き方の説明はかなり「絵心ある人」向け。

だけど、だからこそ、「描き方」はほかの本に任せて、この本でグラレコ系の概念をつかむのがいい。

考えを整理する・伝える技術 グラフィックレコード

これは私の求めている情報とはずれていた。

どちらかというと、デザイン的な話。即興で描いていくというより、「グラフィカルにまとめる」もの。

テンプレートに沿って、どのデザインがいいかなと描いてみる→これでいこうと描きはじめるという手法。

ただ、

言語表現からイメージ表現への変換能力を高めるレッスン

に代表されるように、「イメージをかたちにする」手法がすごくロジカルで心地いい。

ということで、「絵心がない(と思っている)けど、絵を描くのは好き」人には、3章だけでいいから読んでほしい。

後日談:「絵心がないと思ってて描くことに抵抗ある」人に読ませたところ、嫌がられましたw 3章をおすすめする人物像を修正。

まとまる!決まる!動き出す!ホワイトボード仕事術


まず最初にやるべきは「目的共有」「ゴール設定」「終了時刻の設定」
どんなふうに書けばいいかなと悩んだら、本書に戻って書き方をチェック。イラストを描く必要も、きれいな字でまとめる必要もありません。

グラレコとはちょっと違いました。ホワイトボードの空間の使い方などは参考にできそう。

ただ、会議をファシリテートしていく工夫(3役にわける、この役のときはこういうワードで…)が具体的でわかりやすかった。

イラストが多くて、とっつきやすい。

この本をグループみんなで読んで、ホワイトボード仕事術に挑戦してみるのも面白そう。

ファシリテーション・グラフィック

ファシリテーション・グラフィックの良し悪しは、文字や色の美しさでも図解の使い方でもなく、要約力で決まるといっても過言ではないでしょう。
ファシリテーション・グラフィックはアート(芸術)ではなく、スキル(技術)であるということです。前者は真似ができませんが、後者は訓練をすれば誰でも身につけられます。

まだファシリテーション・グラフィックが(多分)浸透していない時期に「網羅的な本がない」として作られた古典だけあって読みづらい…(2006年の本)

例はいろいろ載せてくれてるのですが、内容説明のイラストがほぼなく私にはとっつきにくかったです。

ファシリテートに主眼があるなーと思ってたら、著者さんは日本ファシリテーション協会というとこに所属されているそうです。そんなとこあるのか。

思考の筋道が縦の論理、発言の切り口が横の論理、という展開は面白かったです。要約苦手だなぁ



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