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【投資初心者の自由研究④】日銀短観

よく聞く景気を知るキーワード

「日銀短観(にちぎんたんかん)」とは??


「日本の景気動向を知るための指標」で、
本名は、「全国企業短期経済観測調査(ぜんこくきぎょうたんきけいざいかんそくちょうさ」。

全国にある資本金2000万円以上の様々な業種の大企業、中小企業から約1万社を抽出し、

「3カ月前に比べて業績が良くなったか?」
「3カ月後の業績をどう思うか?」
「資金繰りはどうか?」
「人や設備が余っているか?」

など、いろいろな切り口から質問を行い、業況感が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた数値のことを指します。
※こういう指標をDIという。

▼日本銀行のwebサイトから見れます。


四半期に一回、3・6・9・12月に調査され、ちょうど6月の調査が7月1日に発表されており、最近のニュースでも見かけますね。

日本銀行資料抜粋

大企業の製造業の指数はプラス13ポイントと前回の調査を2ポイント上回り、先行きについても14ポイントと改善の見通しの一方、非製造業は16期ぶりに悪化し33ポイント、先行きは27ポイントとさらに悪化の見通し。

製造業のうち、紙・パルプは前回から7ポイントアップ!
価格転嫁が奏功しているようですので、素材関連株の買い時…?!

非製造業のうち、宿泊・飲食サービスは絶賛インバウンドでイケイケなのかと思いきや、原材料・エネルギーコスト高やインバウンドの持続性の懸念から7ポイントも減少見通しとなっていました。
旅行・飲食関連の株はどうなっていくのか…?


ひとつまたニュースがわかるようになりました。


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