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【投資初心者の自由研究②】PER

投資を始めるとぶち当たる、株の謎の指標。
まずは、高頻出単語「PER」を解説!


なにを判断する指標か?

株価が割高か割安かを判断する目安。


PERの見方

PERが高い企業は一般的に「株式投資先として人気の高い企業」のように判断ができる指標です。PERが高い企業は、「下落リスク」も高いので、ある程度上限を決めて、購入することが重要。

逆に、PERが低い企業は、投資先としてはあまり人気がない企業ですが、収益がある安定している企業の場合、下落リスクも低く安定的とみることもできます。

購入基準を自分なりに持っておくことが重要で、私の場合は20-30倍を上限として購入する指標にしています。


一般的に、「株価収益率」と呼ばれ、Price Earnings Ratio が省略されたものが「PER」です。

素人が算出することはあまりなさそうですが、数式は以下。

PER=株価÷一株当たりの当期純利益


大手企業を中心に簡単に見ていきます。
※2024/2/8現在

◎飲料部門
・アサヒHD:18.53倍
キリンHD:15.16倍
・宝HD:16.73倍
・サントリーBF:18.66倍

◎化粧品部門
ポーラオルビスHD:29.68倍
・資生堂:48.93倍
・花王:59.53倍
・ファンケル:30.93倍
・マンダム:35.16倍

◎自動車部門
・トヨタ自動車:18.88倍
マツダ:8.55倍
・日産:10.98倍
・スズキ:14.72倍
・ホンダ:13.58倍

◎商社部門
・三菱商事:10.22倍
・丸紅:9.14倍
・伊藤忠:12.24倍
・稲畑産業:9.11倍
・住友商事:7.38倍

◎エネルギー関連
ENEOS:7.42倍
・出光興業:4.76倍
・コスモHD:7.42倍
・富士石油:7.87倍

◎製薬会社
・新日本製薬:16.22倍
・エーザイ:33.39倍
・アステラス製薬:29.58倍
・武田薬品工業:20.51倍

◎電気機器
・ソニーG:20.05倍
・GSユアサ:14.89倍
・ルネサスエレクトロス:18.23倍
・パナソニックHD:12.4倍

化粧品等人気企業はかなり高い一方、商社・エネルギー関連はPERが低いので、ブランドの知名度があって消費者に身近な企業は人気が高そうな傾向。

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