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「子別れ」。

起きられない。8時過ぎ、ようやく。
ベッド横の窓の結露を拭くと、一部、凍ってるところも。そりゃ寒いわ。

洗濯して、オレのあんこう入りうどん(身、ちゃんとありました。あんこう、ゴメン!)を食べて、ぼちぼちと仕事。結構「着々と」はやっているが、それでも相変わらずの悪いくせで、とりあえず「周縁」から。「メイン」の仕事は、まだ。頑張らなきゃ。涙
冬の陽は低くって、南向きの窓が眩しい。

ちょっと休憩がてら、新聞(ようやく12月上旬…。)を読みながら、ラジオ。NHK第1「真打ち競演」。聞くともなく流していたら、五街道雲助さんの落語「子別れ」。これが自分の境遇、今朝も蒲団から出られずにぐずぐずと思い出していた息子や「妻」のこととあまりに重なって泣けてくる。
酒癖が悪く妻から家を追い出された男が、3年振りに、通りでバッタリと息子と出くわす。男はすでに酒も止めてすっかり堅気。その日は息子に小遣い銭を渡して別れ、翌日、息子の好きな鰻を食べに連れて行ってやることに。そして、そこに「妻」が…。

息子「ねぇ、せっかくおっかぁが来たんだからさ、また3人で一緒に住もうよ。おとっつぁんからそう言っとくれよぉ! ねぇ、おとっつぁん!」
父「……わかった。………すまねぇ。このとおりでぇ。あんときはさんざ馬鹿やっちまって、いくら詫びても詫びきれねぇと思って。それに、女手ひとつでこいつをこれまで育てんのはこれは並大抵のこっちゃねぇ。それも、改めて礼を言わなくちゃならねぇ。さんざ馬鹿やっちまって、今さらとてもこんなこと言えた義理じゃねぇんだが、これも、片親で苦労してるようだし、もう一度、元の鞘へ収まってもらうというわけにゃいかねぇもんだろうか…?」
妻「嬉しいじゃないか。お前さんがそう言って来てくれるのをあたしゃずっと待ってましたよ。」

うーん…! なかなか、そう「上手く」いくとばかり期待できないのも「個別性」ってやつなのだろうが、それでも聞いてて嬉しくなる。3年かぁ。3年なぁ。

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聴き逃し、15日朝までです。よろしければ、ぜひ♪

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