時間軸の考え方とシナリオの作り方、アルトコイントレードについて

こんにちわ、おはようございます、こんばんわ。
kiwameです。
今回はトレードする際の時間軸に対する考え方とシナリオの作り方、アルトコイントレードについて書こうと思います。
前回同様まわりくどい挨拶と鬱陶しい経歴自慢はすっ飛ばして本題に入りたいと思います。
皆さんの貴重な時間を提供していただき有難うございます。

1. 時間軸について

質問に何分足を見ますかとかチャートパターンは何分足で見ればいいですか?といただいていたのでまずはそれについて回答しようと思います。

答えは全てです。

全てというか具体的に言うと週足、3日足、日足、12時間足、8時間足、4時間足、2時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足です。

週足は1週間に1度月曜の朝に確認します。
3日足は更新される日の朝9時。
日足はその日の朝9時。

みたいに更新される時にどういう形で締め切っているのかを見ます。
そして1分足は1発で何枚買われたり売られたりしたのかの出来高を確認するためだけに使っています。

そしてチャートパターンもすべての時間軸を参考にしますが、基本的な考え方として長い時間軸のほうが信頼度が強いので長い時間軸で現れたチャートパターンを優先します。

2. シナリオの作り方

自分はトレードするときに時間軸を意識するために短期、中期、長期という3つに考え方を分けています。

簡単に説明すると短期は15分足レベルのエリオットを基準に。
中期は2時間足から4時間足レベルのエリオットを基準に。
長期は8時間足から日足レベルのエリオットを基準に考えます。

これらの基準を地図として持ち、シナリオを作っていきエントリーとクローズのポイントを考えます。

だいたい15分足でのEW1~5のセットが終了するとそれが2時間足~4時間足ではEWの1波の長さになります。
わかりにくいかもしれないので図を入れます。

短期は15分足のエリオットの1波1波を狙ってエントリーします。
中期は120分(2時間)から240分(4時間)のエリオットの1波1波を狙ってエントリーします。

長期は480分(8時間)から日足のエリオットの1波1波というイメージの基準は持っていますが、どちらかというと大きな局面時に仕込んだり120分から240分のエリオット1セット、1波1波ではなくEW5までを取りに行くというようなイメージで動かしています。

もちろんエリオットは基準にしているけれど、ここのサポートからあそこのレジまで持っていくというような考え方でトレードすることもあります。
というかそういった考え方とエリオットの状態とを合わせて考慮し、シナリオを組み立てていきます。

そしてエントリーした理由が短期の基準でエントリーしたならクローズも短期の基準でするべきで、短期なのにちょっと強そうだからとか感情によって途中で中期の基準に変えたり長期の基準に変えたりすることはよくないです。

あくまで短期の基準でエントリーしたなら短期の基準でクローズすること。
中期の基準でエントリーしたなら中期の基準でクローズすること。
このあたりの考え方も徹底してトレードしないと基準が曖昧になり結果として身動きが取れなくなってしまうことを招きます。

3. アルトコイントレードのやり方

次はアルトコイントレードのやり方について説明していきます。
自分のトレードのほとんどはアルトコインによるトレードです。
アルトコインといっても時価総額が20位前後までのものがメインです。

そしてチャートを見る際はBTC建てではなくUSD建てで見ます。
Trading viewでは取引所にBTC建てのチャートしかなくてもUSD建てに変換してみることが可能なのでトレードする際はUSD建てでチャートを見たほうがエントリーポイントの決め方や利益と損失の計算がしやすいです。

それにBTC建てで上がってもBTCが下がればフィアットでマイナスなんてこともあるので相当な上げ相場の状態じゃない限りBTC建てで見るのはあまり意味がないと思います。

ではなぜBTCではなくアルトコインかというと、今の相場はほとんどのコインがBTCと連動しています。
もちろん上場している取引所が限られているコインや出来高が低すぎるようなコインは連動しないこともあります。

連動しているほとんどのアルトコインはBTCが上がればより上がるしBTCが下がればより下がります。
なので単純にBTCが上がると思えばアルトコインを買って、下がると思えばアルトコインにショートを打てばBTCを取引するより利幅が取れます。

自分はBITFINEXをメインの取引所として利用しているのでBITFINEXの取り扱いコインで説明していきます。
以下の図は7/4にBTCが上昇した際のアルトコインの上昇率です。

BTCが5.7%の上昇に対してIOTが13.2%と2倍以上、BCH、EOS、ETCが1.5倍から2倍近く、XRPはBTCより少し低いですがその後単独で少し伸びて結局BTCより上昇しています。
このようにほとんどのコインがBTCより高い上昇率を記録しています。

要するにBTCを取引する感覚でエントリーをアルトにすればより利幅のある取引に向上させることができるということになります。

では何を意識すればより利幅の取れるコインにエントリーすることができるのでしょうか?

基本的な考え方はBTCを取引するのと同じで、現在のエリオットとチャートパターンはどうなっているのか?

ロングならすぐ上に強いレジスタンスはないか?
次のレジスタンスまでの距離はどのくらいかということを考えてエントリーするコインを決めます。

ショートの場合はその逆ですぐ下に強いサポートはないか?
次のサポートまでの距離はどのくらいか?を確認してエントリーします。

これは何もマージントレードするときだけではなく現物を売り買いする時も同様に使えます。

アルトコインのトレードはBTCを取引するよりも考えることと手間が増えるので、初心者の方はまずはBTCで利益をあげることだけに集中してトレードするほうが考えがごちゃ混ぜにならなくてやりやすいかもしれないです。
まずは損小利大のエントリーを習慣づけること。
これを最優先に意識してやるべきです。

4, 現在の仮想通貨市場について

よくtwitterなどでは年末までにいくらになるとか、もう何年も高値を更新されることはないだろうなどと議論されていますが、自分の考えは正直どちらでもいいです。

というのも上に行くにしても下に行くにしてもレジスタンスやサポートがあるわけで、また現状さまざまな事象や事件、規制などで相場が反応する市場状態です。

長期的な見通しやシナリオを立てることは大切なことですが自分はあまりに長すぎるシナリオにこだわりすぎると目の前のトレードにバイアスがかかりやすくなる性格なので、なるべく直近の強く意識されているラインと次の意識されているラインくらいまでを目安にトレードしています。
レジを抜ければ上がるだろうしサポートを割れば下がるだろう程度にしか考えてないです。
それの積み重ねが未来なので。

結局トレードは目の前に起きた事象に対して淡々と無感情で対応していくものであってあまりに一方的に決めつけているシナリオは邪念でしかないです。

そして一方的なシナリオを決めつけている人たちがそうならなかったからといって責任を取るわけではないし、責任を取る必要もないと思うので、自分で考え、自分を信じ、トレード技術やメンタルを磨いていきましょう。

今回のnoteはここまでとなります。
皆さんの健闘を心よりお祈りいたします。
少しでも共感いただけたらコメント、リツイート、フォローなどいただけると励みになります。
お付き合いいただき有難うございました。




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