人の顔の描き方

僕は人の顔については、油彩で描いていた頃からある程度明確な「こんな顔が描きたい」というイメージがありました。

たぶん、絵の中の人物としてだけでなく、現実の人間としても自分の理想とする顔、好きなタイプの顔ということなんだと思います。なのでそういう顔が描けるように試行錯誤してました。ゴールが見えていて、そこに近づいていくという感じでしょうか。しかし、いつもすぐに理想的な顔が描けるわけではなく、上手く行かないときは今でも何度も描き直して、顔だけで一日費やしてしまうこともあります。

これも描きたいと思っている顔（というか雰囲気ですが）が見えているからかもしれません。