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セルフブランディング

僕がセルフブランディングとか言うのは非常に似つかわしくないのですが、この本はなかなか具体的で良かったのでオススメしておきます。

今後は、署名性のある仕事をしている人が生き残れる、とか言われると、というかこの手の本にはどれもそう書いてありますが、そう聞くと、いやいや、これからは匿名性、アノニマスが大事なのではないか?と全く逆のことを考えようとしてしまう天の邪鬼たる自分がいます。しかしそれは単に捻くれているだけで、全然根拠はありません(笑)

ということで、素直になるほどなあと読んだわけなのですが、本の中で漫画家の山田玲司さんのインタビューが載っていて、彼は儲けたいと思ってやっているカレー屋と、カレーが好きでしょうがない人がやっているカレー屋だったら、当然後者に行くのであって、こういうことは高度資本主義経済の中では儲けたくてやってるのがすぐバレてしまうんだ、というようなことを言ってました。

これを聞いて、僕は、もしカレーの値段が同じと仮定して、でも味は圧倒的に儲け主義の店のほうが良かったならば、そっちに行くんじゃないかと思ってしまいました。値段が同じで味もほぼ同じ程度であれば、カレー好きな人の店に行くでしょうが。

まあ、これはカレー屋の例えだからそう思っちゃうところがあるのかもしれませんが、でも動機がどうであれ結果のほうが大事である気がします。

ただ、山田さんが言いたかったことは、好きなことをやるってことはお金じゃないよってことですから、どうでもいいツッコミでした。

あと、この本も読んでみました。基本的には自分を出してアピールするという意味で同じようなことが書かれていましたが、こちらはテレビに出演する重要性が強調されてましたね。

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25年以上フリーランスのイラストレーターとして生きてきた経験から、考えていることや考えてきたたことを綴ります。海外の仕事のことや、ときには…

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