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目印通信

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仕事やイベントの情報とか、一見誰かの役に立ちそうでいて実は役に立たない、けれど何か伝えたいことがあれば書きます。たまにエッセイも。
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#日記

目的地

眠っていたため目的の駅に到着したことにすぐに気づかなかった。慌てて新幹線を降りる。 慌てたためコートを車内に忘れてしまった。取り戻すのに駅に電話をしなければいけないことを考えると気が重い。電話をするのがとにかく嫌いである。メールで問い合わせられないだろうか。 駅を出ると、バスが待っていた。目的地までの直行便で料金は九千円だという。財布から一万円札を渡そうとし、取り出したお札の色があまりにグリーンなので驚く。それはドル札だった。これじゃないこれじゃないと財布の中を探すと12

キャビネット

書類を入れるキャビネットを探していたので買いました。こちらのアンティーク商から購入。フランスで買い付けて、日本で販売しているフランス人の方です。 まあ、アンティークと呼ぶには少々状態が綺麗なので、フランスのビンテージ家具に詳しい知り合いのショップの人に、これってどの程度のものですかと聞いてみたところ、ある程度古いとは思うが特に良くもないけど悪くもない、いわゆる日本で言うところのコクヨのオフィス家具的なものを仕上げたものではないかとのことでした。 たぶんそのようなオフィ

ループの変遷

左から3/4" female、 ½" male、 ¾" screw collarという具合に入手してきて、最終的に一番右の1/2" maleに落ち着いた。 といってもなんのことかわからないでしょうが、これはランプの一番上にねじ込んで天井から吊るすための輪っかの部分です。中央に配線のための穴が開いているのがポイント。 この三分の四インチとか二分の一インチとかがアメリカンパイプサイズの呼称で、実寸とは全く無関係なので、ピッタリのものを探すのにだいぶ苦労してしまいました。最

Giant Round

こんなつまらないブログを書いている暇があったらゲームをしろと言いたいところですが、久しぶりに。 何を探すというわけでもなく、いつものようにeBayを眺めていたら、こんなモノが出品されていました。 説明を読むと、何のために作られたものかわからないと書いてあります。クソ重い高さ15センチくらいの鉄の塊のようです。いちおう、巨大な弾丸のような形をしたペーパーウエイトというタイトルが付けられていました。 これを見た時、なぜか欲しいかもと思いました。全く何の役にも立たないけど、何

作品集をもう少し詳しく紹介してみました

カバー、表紙とそして中身を16見開き分載せてみましたので、参考にしていただければと思います。基本的には淡々と絵をできるだけ大きく掲載し、その他は、まえがき、エッセイ6本、活動年表、作品リストがあるだけです。 よろしくお願いいたします。

個展のお知らせです

玄光社より刊行の『木内達朗作品集 TATSURO KIUCHI』発売に合わせて、8月20日から阿佐ヶ谷のギャラリーVOIDにて個展を開催いたします。 去年個展をやったばかりなのに、またかという感じで恐縮です。展示予定の作品は新作リソグラフを10点、最近の仕事からデジタルプリントを10点と、だいぶ昔に描いたものですが、小さい油彩の作品を数点、あとドローイング作品を2、3点予定しております。去年の個展とは作品が重ならないように考えています。 リソグラフはこんな感じです。ただし

ペーターズギャラリーコンペ2019総評

ペーターズのサイトにも掲載されていますが、こちらにも書いておきます。 普段ネットでデジタルの画像、手描きの絵にしてもデータ化されているという意味でデジタル画像なので、 そういうものに慣れているせいか、これだけ大量に「原画」を見るのは新鮮な体験でした。 日本のイラストレーションの現場は外国に比べて手描きで制作している割合がまだ多いのではないかと思います。 アメリカの年鑑などを見るとわかりますが、ほとんどがデジタル作品です。 それが良いかどうかは別として、原画を見るのと、モニタ

ニセモノのレッドアイ

今日は歯医者でザクザクと歯茎を切る手術をしたのでお酒は飲めません。 ということでニセモノのレッドアイを飲んでいます。本物のレッドアイももちろん好きなのですが、ニセモノはホッピー・ブラックを理想のトマトで割ったものです。ノンアルコールですが、これがとても美味しいんですよね。最近の個人的なヒットです。 実は最初、理想のトマトはえんどう豆のプロテインを飲むために買いました。 これなんですが、無添加のためすごく豆の味が強くてそのままでは非常に飲みにくいのです。トマトジュースに混

Get outside through your inbox

Outside magazineの仕事をしました。今回のは記事につけるエディトリアル・イラストレーションではなく、オンラインでニュースレターへの登録を促すための広告です。文字も僕が書きました。

旬八弁当

最近、通勤途中に店を覗いてランチに買うようになった旬八弁当。素材の味を活かした無添加調理で、薄めの味に慣れるには良いかも。けっこう気に入ってます。 酢豚ならぬ酢鶏で、良い味でした。 今日は寄った時間が遅めだったので、残っていたのはこのハンバーグ弁当。牛肉と鶏肉の合挽きのようです。

自虐は

僕は自虐というのはある意味じゃ甘美なモノだと思っている。だからついやってしまう。しかし、中毒性はあるものの、自分がやっていることだからやめるのも自分でできる。僕のようなネガティブな人間は、存在していること自体が迷惑という意識がベースにあって生きているので、それを基準にしてつい自虐的になり甘えてしまうのだ。 「自虐は自分を傷つけるからやめよ」 ワダさんのこのnoteを常に覚えておきたい。自虐でも自愛でもなく、できるかぎり淡々と生きていくのが目標。

ドットというかモザイクが好きだ

東京メロンボーイが最近の流行に乗ってドット絵を描いていたので、Chuck Closeという人の存在を教えつつ、ネットで画像を見ていた。モザイク状に描写された画面の抽象性について言及していたとき、だいぶ昔に自分が似たようなことを書いた文章があったことを思い出した。 なんだったっけ。 それは2009年にイラストレーション誌より依頼された展覧会のコメントで、大畑伸太郎さんの個展について書いたものだった。以下がそのときの文章である。  大畑さんの個展を訪ねるのはこれが二回目だ。

幹東

僕はグルメではないので、外で食べたものについて書くことは少ない(ねこにこばんを除く(笑)。旨いものはもちろん好きだ。それは誰でもそうだろう。グルメでない理由は、食べ物について語らないし、それ以上に、旨いものを求めていろいろなところへ出かけることがほとんどないからだ。家か仕事場近くの店にしか行かない。 そんな僕が、先日行ったのが幹東という店だ。こんな記事を書くくらいだから珍しくどこまで遠出したのかと思うかもしれないが、かなり近い。自転車で行った。 僕は以前数年間東急大井町線

セプルーテク

先日、大学時代の友人と会ったときにオススメされて買ってみたパンツがこれ。これに慣れたらもう今までのには戻れないと言ってました。 これの特徴は分離型といって、つまり履くときにポールとボールを別々の場所に収めるようになっています。その結果、蒸れにくい。また一般的なブリーフと違ってポールを出す際に、左右に開くのではなく、フラップ状のものを上に持ち上げるところが、便利でやりやすいのです。 最初はどうやってそれぞれのパーツを収めるのか戸惑ったものの、何回か履いているうちに自然とポー