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目印通信

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仕事やイベントの情報とか、一見誰かの役に立ちそうでいて実は役に立たない、けれど何か伝えたいことがあれば書きます。たまにエッセイも。
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2018年5月の記事一覧

STORY BOX 2月号

最近あまりブログにアップしていなかった小学館のPR誌『STORY BOX』表紙のための絵です。仕事場近くによく行く二葉というラーメン屋があるのですが、そこをレストランに変えて描いた絵。二葉の面影もないですが…。 ディテールはこんな感じで、丼物とかも一つずつ描いてます。

新興国市場の透明性

「マーケットの透明性を確保することが新興国市場を魅力的なものにするために重要である」という記事のためのイラストレーション。  この手の仕事は、記事の内容をヴィジュアル的にうまく解決することはもちろんのこと、その上で絵としても面白く魅力的でなければいけないのが難しいところ。自分にそれができているかどうかは別として。  Onward magazine / CHARLES SCHWAB  Art Direction: Anton Ioukhnovets

プレスリリース

 個展とか、絵本を出したとか、何か自分に関する新しい情報があるときは、なるべくプレスリリースを出したほうがいいよと言っています。メディアに取り上げられている人というのは、必ずしも話題性特筆性ゆえ放っておいてもお声がかかっているわけではなくて、自分から積極的に売り込んでいることも多いと思います。  プレスリリースを出しなさいというのはアメリカのアートスクールで言われました。  ちなみに僕は極めて消極的な人間なので、自分でプレスリリースを出したことはほとんどありません。したがっ

再生

木漏れ日の中を

モトブログをやるつもりは全くないのですが、動画編集とはどんなものなのかAdobe Premier Proを使ってみました。結論から言うと、こんな音声も無い単純で短い動画を作るのでさえ、編集作業はすごく大変で時間がかかるということですね。勉強になりました。 Adobe Premier Proの使い方に関しては、NonAlcoholRiderさんの動画を参考にさせていただきました。大変わかりやすくて、素晴らしかったです。どうもありがとうございます。 https://youtu.be/gW9PXwwyWy8

のっていこう重版

『のっていこう』が第三刷とのことで、どうもありがとうございます。 どんな絵本かはこちらをご覧ください。 http://tatsurokiuchi.com/lets-go-out-for-a-ride ストーリーは極めてシンプルですが、絵はかなり描き込んでおります。

再生

ON THE ROAD 06

ON THE ROAD 06 iPad Pro + Procreate + Apple pencil A drawing I made for Frontier #15 published by Youth in Decline. http://tatsurokiuchi.com/frontier-15 Youth in Declineというプライベートな出版社を運営しているRyan Sandsが定期購読を基本に販売・制作しているFrontierというzineのシリーズです。木内達朗特集の第15号では、郷愁をテーマにバイクのツーリングで出会った日本の風景を題材にモノクロのドローイング作品を描き下ろし、既存のカラー作品とあわせて一冊にまとめました。巻末にインタビュー(英語)も掲載されています。 32ページのこの小作品集はYouth in Declineのサイトで購入いただけます。 http://www.youthindecline.com/product/frontier-15-tatsuro-kiuchi

When You Love a Dog

洋書ですが、『When you love a dog』という本がもうすぐ発売になります。詳しいことはまた後日お知らせしたいと思います。

新潮社『新潮』の仕事

 純文学作品を掲載している『新潮』という月刊文芸誌があります。  そこではアーティスト、イラストレーター、写真家など6人が半年に一回ずつ交代でモノクロカットを提供するという仕事がありまして、僕もそのうちの一人として参加させていただいてました。  一回につき必要な作品は約15~20点で、一人で目次を含めた丸ごと一冊分のカットを担当します。文章を読んでから描くのではなく、描きたいものを好き勝手に描きます。自由度が高く楽しい仕事でした。  そしてつい先日、僕は担当の二年間、計

The Affairs 週刊編集

台湾のメディア「The Affairs 週刊編集」の11号に僕の仕事を取り上げてもらいました。 メールによるインタビューに日本語で答えました。 1、イラストレーターをフルタームの仕事にしたのはいつ頃でしょうか。フルタームのイラストレーターになった時どう思ったんですか。 アメリカの美大を卒業して日本に戻って以来ずっとフリーランスですから、そういう意味では1992年でしょうか。どう思ったかといいますと、果たしてこれでやっていけるのか?しかし、なんとしてでもやっていくしかない

仕上げたけど使われなかったパリの絵

Death at the Chateau Bremont

Penguin Booksの仕事で、M. L. Longworthさんのミステリーの装画を描きました。アートディレクションはRoseanne Serraさんです。 やさしい英語で読みやすいです。アマゾンで購入できます。 昼バージョンと夜バージョンのラフを作りまして、夜に決まりました。

フリーランスイラストレーターの自己紹介

(2021年2月19日更新) 僕はイラストレーターなのですが、これからはもうちょっと文章も書いてみたいと思ってnoteを始めました。今までは特に書くことも思いつかないし、書ける気がしなかったのですが、50歳も過ぎてみれば少しはいけるかなと思い始め、たまにエッセイを書いております。   noteをやり始めたら、今までTumblrで書いていたブログはどうしようかということになって、あちらは今まで通りにしておいて、エッセイだけnoteでと思ったりして迷っていたのですが、結局全部こ

寺田克也デジタル+アナログEXHIBITION 「えんぴつ」

 5月5日にギャラリーハウス・マヤで開催された寺田克也さんのライブドローイングのイベントで、トークの相手をつとめさせてもらいました。  何かお題を出してというので、「セミエビ」を出しました。寺田さんはセミエビはご存じなかったようですが、名前から連想してすごい絵を描かれていました。それがこれです。羽が生えていましたので(画面からは上に切れていて見えませんが)どちらかというとエビよりはセミのほうが主体の「エビセミ」といった印象でした。  展示は12日までやってますのでまだご覧