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イラストレーター・東京の仕事場から

25年以上フリーランスのイラストレーターとして生きてきた経験から、考えていることや考えてきたたことを綴ります。海外の仕事のことや、ときには仕事以外のことも、画像などを交えながら書… もっと読む
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2020年5月の記事一覧

著作権の行方

最近話題になったニュースとしては、株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中しており、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)だけで時価総額の合計が、東証1部約2170社の合計を上回り560兆円に近づいているというのがありました。 それを考えるとこれからの時代、フリーのイラストレーターも上記のようないわゆるグローバル企業と仕事をしたいと考えるのは自然なことです。

良いイラストレーションとは何か つづき2

こんばんは。今日もおつかれさまです。前回のつづきです。 6. 記号 多かれ少なかれイラストレーションというものは記号の便利さを利用するものではあることは間違いないと思います。ただ、マンガほど記号を多用しなくても十分伝わる絵を描くこともできるのがイラストレーションであり、僕が好きな点でもあります。

良いイラストレーションとは何か つづき

前回のつづきで、イラストレーションのコンペを審査するときの立場から、自分がどういう基準で作品を選んでいるのかという観点から、良いイラストレーションとは何かについて具体的に書いてみます。 審査では、その絵がどういう意図で描かれたのかという情報は、実ははあまり目にすることがありません。オンラインの審査ですが、作品の説明は表示されていないです。タイトルくらいはあることもある程度でしょうか。つまり機能的な基準で審査するわけではなく、あくまで一枚の絵としてどうかで投票します。

マインドマイスター良いです

マインドマップを作るためのサービス、マインドマイスター。 記事を書くときに、これで最初に整理すると、残りはもう簡単です。もっと早くから使っておけばよかった。オススメしておきます。

良いイラストレーションとは何か

普段仕事をしていても、良いイラストレーションとは何かを考えることはあまりないです。〆切をこなすのに精一杯だからでしょうか。ところが、無駄にキャリアだけが長くなって、なぜかポートフォリオレビューやコンペの審査員をする機会が増えてくると、ふとそれを考えている自分を発見しました。