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エリオット波動

こんばんは。キツネの目と申します。
本日は「エリオット波動」について記載していきます。
よろしくお願いいたします。

目次

  1. 1、エリオット波動とは

  2. 2、エリオット波動の基本原則

  3. 3、エリオット波動の使い方

1、エリオット波動とは

エリオット波動理論はチャート理論の一つで、「エリオット波動」とも言われます。
米株アナリストの「ラルフ・ネルソン・エリオット」によって1938年に研究・発見された歴史ある理論です。

この方が「ラルフ・ネルソン・エリオット」さんです。
この理論を一言で表すと「相場波動は5つの上昇波と3つの下降波を基本としてひとつの周期が成り立っているとする考え方」というものです。

1波動~5波動までを「推進波」と呼び、A波動~C波動までを「調整波」と呼びます。
「上昇波=推進波・下降波=調整波」
ということですね。

実際のチャートで、必ずしもこのように推移することは稀でほとんどがそんな単純にできていません。
どこからどこまでを1波とし、どこがどうなったら2波目なのかなどはトレーダーの認識によってさまざまですので、僕個人の意見を言わせていただけるならば「エリオット波動は後付けの理論」と思っています。

もちろん、エリオット波動で利益を出されている方もいると思いますが、僕はその方はエリオット波動のみで利益を出しているのではなく、他の根拠も追加して、その根拠にエリオット波動を加えているんだろうな。って思っているんですよね。
あくまで、僕個人の意見です。

それほど、「エリオット波動」「ダウ理論」はそれ単体では脆弱な理論で、盲信したりすることを勧めていません。

2、エリオット波動の基本原則

・波動1・3・5の中で波動3が一番短くなることはない
・波動2が波動1よりも安値をつけることはない
・波動4が波動1の高値を下回ることはない

図に表すとこう言いたい。ということです。

この3つが基本原則です。
これもあくまで原則で、例外もあることを頭に入れておくことの方が重要だと思います。

3、エリオット波動の使い方

3波の波に乗る。

もし、僕がエリオット波動を使うなら、「3波」「C波」だけを狙います。
それは、トレンドを確認できるからです。
いわゆる順張りに該当するからですね。
これはトレードスタイルによりますが、僕は基本的に「トレンドに逆らわない」スタイルなので方向感が定まっている、「3波」「C波」を狙うようにしています。

3波は全5波の中で最も上昇する幅が大きく、大きな利益を狙いやすく、C波は全調整波の中で最も下降する幅が大きく、大きな利益を狙いやすいメリットがあります。

ダウ理論や上位足の環境認識からトレンドを確認できたら優位性がある状態でpipsを抜いていく。
結果的に自分が抜いた場所が「3波」や「C波」に該当しただけで、それも転換して始めて、3波だったんだね。C波だったんだね。
ってなるので、やはり後付けなんだな。って印象です。

以上が「エリオット波動」についての僕なりの見解です。
いかがだったでしょうか?
皆さんのトレードに少しでも参考になれれば幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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