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「誰も傷つかないSNS」DYSTOPIAが開始早々ディストピアと化している件について

「DYSTOPIA」というSNSが始まった。

「誰も傷つかないSNS」という触れ込みである。
すべての投稿をChatGPTで検閲して、やばそうな単語を強制的にふんわりした単語に改変して投稿するというものだ。

しかしながら残念なことに、とりあえず開始早々の段階では、色々なことが上手く行っているとは言い難い。

投稿できない

すべての投稿を即時ChatGPTにかけているためか、投稿にめちゃくちゃ時間がかかるうえ、タイムアウトなのか投稿に失敗しまくる。体感だと8割くらい失敗する。そのうえ、投稿に失敗すると本文は消える。再度一から入力しないといけない。

画像は検閲されない

ChatGPTなので画像は検閲できない。かくて、悪意を持った心無い人間によって大量のエログロ画像が投稿されまくり、まさしくディストピアと化している。さらに、ただのエログロ画像では面白くないということで、規約違反であるウマ娘のエロ画像を投稿する人間が現れ、秒速でそのディストピア度合いが深まりつつある。

投稿を削除できない

なんか意図があってそうなってるんだろうけど、とりあえずユーザーからは不満の嵐ですね

文章も検閲逃れできるっぽい

ChatGPTに色々とメタい裏技があることは皆さまご存じだと思うが、そういう感じで工夫を凝らして検閲逃れをするのが流行っている。

検閲ってしてよかったっけ

憲法に定められた「検閲の禁止」は、あくまで公権力による発禁処置のことを言うので、とりあえずディストピアには当てはまらないっぽい

著作権法における「同一性保持権の侵害」じゃね?

これはちょっと気になる。

名前どおりのSNSではある

なんの利害関係もない第三者としては普通に面白いのだが、これが運営の意図するものだろうか? DYSTOPIAという名前は当然意図的に命名されており、そこには皮肉も込められているだろうが、果たして現状のような世界になることを目指しているのだろうか? 少なくとも今のところ誰の得にもならないように見える

以下、阿鼻叫喚のTLをご覧ください。
ただし、筆者はやばいアカウントを片っ端からミュートしているので、実際にアカウント登録した直後の画面はこれの100倍くらいやばいです。

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