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全ての推したちへ、出会ってくれてありがとう


年が明けました。
気持ち的にはまだ年越しを迎えられていないような、ずっと2023年にいるかのような気分です。
毎年の年末の風物詩カウコンがなかったこと、そして年の瀬に推しグループのメンバーがコンプライアンス違反で事務所と契約解除になったこと。本人の口から何も語られることなく表舞台から去り、残ったメンバーが語るファンに向けた動画を見るしか無いこと。詳細が何も伝えられずに噂や推測ばかりが一人歩きしていること。
公表されている内容が少ないが故に、彼の今までの素行や週刊誌に出た記事等々を絡めてあること無いこと邪推がファンの間で駆け巡っていること。
事務所が新体制になり、内部も今までと変わったことが多いのだろう。それでも1社会人として、コンプラ違反という言葉の重さを知っている身としては、なんてことをしてくれたんだという気持ちが強い。
ファンの間では数年前から、次のデビューは彼ら、という声も多かったし、私個人としてもそろそろ来るんじゃないかと勝手にソワソワしていたので、大きなお仕事や企業案件が増えてきたこのタイミングでのこれはあまりに辛いなと1ヶ月ほど立った今も改めて思います。
ショックだし、悲しいし、それよりも衝撃が大きいし、怒りと失望と放心とで今もずっとモヤモヤしています。
とはいえ私がここでこれ以上だらだらと書き綴ったとて私の気持ちがスッキリするわけでもなく、恨みつらみみたいなことは言いたくなくて。やらかしたとて、彼に向けて何を言ってもいいというわけではないと思うので。ただ当分彼らのコンテンツ(YouTubeやらFC向けブログやらその他メディア出演等々)からは距離を置こうかと思います。彼に対してというより、なぜだかわからないけれど画面の中の推しを見るのが辛くなりそうで。人ごとのように、こうやってファンが去っていくのだなと実感している段階です。

昨年は、DDというのか1人や1グループだけを推すのではなくいろんな界隈に足を運んだ年でした。
アイドルでは旧J事務所だけでなく古巣スタダにも戻り、新しく俳優沼というものにもハマり、お笑いでも好きなコンビができて単独や配信、劇場公演を見に行ったり。
なんとなく1時期に好きになる人やグループは1つだと今までの推し遍歴からずっとそう思っていましたが、推し方を変えてから自分の中でいい意味でモチベーションを分配できるようになったというのか、以前推しが2人になったら50と50じゃなくて両方100で推すしかできない、とnoteで書いた気もしますが、今はうまい具合に調整?できている気がします。同時に推すことに対して謎の罪悪感を感じていた時期もあったのですが、それぞれの公式に対してお金を払うことで落としどころがつけられたというのか、このご時世公式以外で無料で見れてしまうあれこれが多いですが、しっかり本人に還元できるように公式にのみ支払うことを意識しています。
大人オタクが推しに対してできることって、好きなものに対してしっかりと対価を支払うことだと思っているので、好きなコンテンツには意識して課金をするようにしています。推し方はそれぞれだし、お金の使い方もそれぞれなので好きなように推せばいいというスタンスでいますが、自分の使ったお金が回り回って推しが美味しいご飯を食べてくれたらいいなという気持ちで使ってます。(これってお布施という概念なのか?)
あとは単純に推しが増える→現場が増える→チケットが当たることが増える、のが個人的に1番嬉しくて。
いかんせん旧J社はチケットが当たればラッキーという倍率だったので、今のスタダ然りお笑い然り、申し込めばほぼ当たるという環境が幸せすぎて。
ちょうどこれを書いている途中でも龍宮城のFC  LIVEの当落通知が来て、1勝1敗で1公演当たったお知らせが来ていました。一昨年の7MEN侍振りのライブハウスでのオールスタンディングだったことを思い出して今から足腰鍛えなきゃなと思っている30代オタクです。
3月の龍宮城FC LIVEから始まり春のZeppツアーも東京と横浜公演が当たっているので今からとても楽しみ。

最近、というかBLドラマにハマってからひょんなことから二次創作という文化?を知り全くの未知の世界で毎日色々勉強している途中なのですが、世の中にはなんと言葉の引き出しというのか文章の紡ぎ方が美しい人が多いことかと感嘆しています。思い返すと、過去の推したちも雑誌のインタビューだったり取材で語られる言葉たちがとても好きで、そこから好きになった人たちも多いです。そして私自身推しの口から語られる言葉を直接耳に届けて理解したくて、韓国語を学ぶきっかけにもなっています。BTSのナムジュンから言ってもらった『自分にとって貴方(ファン)は月のような存在。太陽は月がないと輝けない』という言葉は私の記憶にずっと残っているし、単純に推しから直接言われる『ありがとう』や『(久しぶりに現場に行った時の会話で)おかえり』と一言言ってもらえたことはずっとずっと宝物のように私の心の中で大事にしまっている大切な記憶です。
そんな中でいつだったかTwitterもといXで見かけた気がするあるアイドルの言葉がなぜだかとても胸に残っていて、誰がどのタイミングで言った言葉だったのかずっと探していたんですが、この方のブログで答えがわかりました。

2015年クリスマスの超特急の国立代々木競技場でのライブ。
最後の曲Starlightのタイミングでスクリーンに映し出された、メンバーからファンに向けた言葉の中での、タクヤくんの言葉でした。

 笑って、泣いて
 ときどき怒って
 それでもずっと愛して。

びっくりした。アイドルからファンに対しての言葉だったんだという驚きと、彼がこういう言葉を紡ぎ出すんだという驚きと。

前にも書いたことがありますが、私は8号車(超特急のファンの総称)だった時期はないし、ライブに行ったこともないです。推しのPrizmaXの後輩グループというぐらいの知識しかなかったし、メンバー脱退と2桁号車が増えたこともつい最近まで知らなかった。
それでもプリズと一緒に出ていた番組は見ていてメンバーの顔と名前は知っていたし、楽曲も聴いていて、そういえばと思い出して自分のライブラリを見たら随分前にこの2曲は購入していたようです。

個人的に超特急といえばこの曲。ホテルマン時代に助けられた思い出の1曲
そういえばシングルによって中心になるメンバー違ったよなあとジャケ写を見て思い出した

このライブがあったのが今から9年前。タクヤくんは二十歳前後。
超特急とは世代がほぼ同じですが、この年齢でファンに向けてこの言葉を伝えられる彼の感性たるや。めちゃめちゃいい意味でギャップを感じて驚いている。
推し、というわけではなかったので超特急や彼のことを詳しく知っているわけではないし、この前後の時期のこともよく知らない。
あくまでもこの時の彼のこの言葉が、今のタイミングの私に非常に刺さったということなのですが、私はアイドルからファンに向けた言葉の中で、これ以上の言葉を知らない。
語彙力の限界で上手く伝えられないのがもどかしいけれど、変に歯が浮くような甘い言葉でもない、お世辞の羅列でもない。なぜか少し切なさを感じるこの言葉が、ようやく言った人がわかったという喜びとそれが全く知らない芸能人の言葉ではなく、タクヤくんだったことに想像以上に驚いています。
びっくりしすぎて上手く言語化できている気がしないですが、この言葉が好きすぎてどうにかしたい、とりあえずこれが収録されているDVD買うことにします。
できることならこの感情を直接彼に伝えたいとまで思っているけれど、どうしたらいいかもわからないそんな不思議な感情で綴っています。
タクヤくんには、ずっと超特急でいてくれてありがとうという気持ちです。ドラマにたくさん出ているおかげで超特急のことを思い出すことができたし、こうして数年前の言葉にも今こうやって出会うことができました。

最近スタダスタダ言いすぎてますが、なぜ超特急にハマらないのか自分でも理由を探しています。
多分、プリズを忘れてしまいそうで怖いんだと思う。
龍宮城はスタダ所属ではあるもののEBiDANという括りではないし、げんじぶはFCに入ってライブに行くぐらいファンではありますが、おそらくプリズと活動時期が被ってないし。
超特急や、同じくこちらも昔楽曲を購入してたスパドラはプリズと同時期から活動してるという理由で、FCに入ったり本格的に好きになったら自分の中でのプリズがどんどんなくなってしまうような、同じEBiDANの中で上書きされてしまうような気がしてしまって怖い。
なぜだか乗り換えてしまうという意識があって、こんな状態でファンになっても本人たちにも失礼だなという気持ちを感じてしまって、各種SNSやらYouTubeで楽曲MVを見る程度にとどめています。
思い返せばプリズが解散してから今年で4年、推しが脱退して芸能界を引退してから早いものでもう6年になります。
自分のオタク歴の中で推しグループが解散したのも、推しメンバーが脱退して芸能界からも引退したのは後にも先にもこれが初めて。だからこそ余計に思い入れが強くなっているというのか、思い出フィルターは往々にしてかかっている気はしてます。

年明け1発目のnoteだったので今年の抱負というのか、前向きなことを書こうと思っていたんですがあいも変わらず冗長になってしまって話があっちこっち行くのは私の文章の癖ですね、推したちに対しての想いをもっと上手く言語化できるようにするのが今年の目標です。

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