動機

心ときめく　春！
これは僕が中学2年生の時に在校生として参加した卒業式で、卒業生が最初に発した言葉です。

楽しかった　運動会！
みたいなやつで、
心ときめく　春！

春はまだ残雪どころか、雪が降ることもある北海道ですが、東京はしっかり桜の季節に桜が咲きます。
花鳥風月は例に漏れず、年々感慨深くなっております山科連太郎です。

今週の一曲は、松任谷由実で「春よ、来い」
まっとうやって言う人に会うと笑ってしまいます。
別海町は、べっかいと言ってほしいけど。

今回は演劇のことを。
せっかくノートくらいは別のこと書きたいと思ったのですが、今東京旗揚げ公演の準備で日夜『概ねワシントン』のことしか頭にないので、演劇のことを。

僕は演劇を始める動機はわかるけど、観る動機はいまいちわかっていません。

予想としては概ね、好きな人が出る。面白そうだから。くらいかしら？
それが有名人クラスならわかる。
だけど、きっとろんどんに来てくれる人は本当にすごい。この広い世界のほんの小さな劇場で時間を共にしてくれる100人前後。
よくぞ見つけてくれて、よくぞ観に来てくれた。と思う。
札幌で旗揚げした2016年、観客300人は概ね出演者13人誰かの顔見知りだった。
それがだんだん、誰の知り合いでもないのに来てくれる人が増えた。
これが上京の動機の1つ。
もっと観てくれる人を増やしたいと思った。
東京に出ると今度は札幌に来れた人が行きにくくなってしまったかもしれない。

より魅力的でなければ、より遠くまでは観に来てくれない。
だけど、東京旗揚げ公演『概ねワシントン』の予約が開始されると今まで来てくれてた人の名前がちらほらありました。
感謝しかありません。
東京に行く目的が、札幌に来る目的が、きっとろんどんになったらとても嬉しいなと思います。