すぐラーメンに例えるのは良くないな

東京旗揚げ公演『概ねワシントン』が終わって約一ヶ月。
メンバーはそれぞれまた自分の日常を生きているのかな？
私はというと、知らない駅を歩いたり、本を読んだり、ラーメンを食べたりと漫然と過ごしています。
山科連太郎です。

そろそろ東京にも慣れて、この時期は突然雨が降るんだということを学びましたが、まだまだ傘を持ち歩けません。
傘を持つには3本目の腕が必要です。
だからといって元々ある2本の腕は忙しくないんですけどね。歩きスマホ撲滅委員会の私ですから、両腕は宙ぶらりんです。

さて、今週の一曲は福山雅治で『虹』
先日、福山雅治好きの友人が結婚しました！
おめでとう！詳しくは↓

今回のタイトルは『すぐラーメンに例えるのは良くないな』
何かに例えてお話をわかりやすくするのはお喋りの常です。
アメトーークではよく、蛍原さんにわかりやすくなるように競馬で例えたりしてます。
それは蛍原さんがあまり詳しくなかったり知らなかったりする話題の時に行われます。

わかってるのに例えてきて、その例えが余り上手じゃない時、聞き手は逆に混乱し困ります。
おじさんってすぐ野球やゴルフに例えて、相手がおじさんじゃない時にコミュニケーションがギクシャクしてますね。
「ティーショットでパター使ったみたくなってさ」
「543のダブルプレーみたいだな」

おっさんあんたは言い得て妙なのかもしれんけど！

私をそんなおっさんにしてしまうのが、ラーメン。
「ラーメン4杯分もするじゃん」とかラーメン換算してしまうのは前からなのですが。

話があるからラーメンに例えるけど聞いておくれ。
言い得て妙なのか判断してくれ。
今回トップ画像に使ったのは先日食べた台湾ラーメン。
濃厚な煮干しのラーメンが有名で、ミシュランで星を獲得するほど。台湾ラーメンも唐辛子とにんにく香るひき肉がとっても美味しいし確かにピリッとしてはいるが、そこには確かに煮干しのベースがガツンと効いてて、煮干しラーメンの印象は揺るぎのないものでした。
いや、ラーメンの詳細は良くて…

先日、少し嫌な事がありまして、それで数日イライラ悶々としてたのであります。
では、写真のラーメン。乗っている煮玉子はトッピングです。元々は乗ってません。

このラーメン、見るからに働いているのは誰だろう。
まずはスープ。台湾ラーメンというだけあってきちんと唐辛子の色が移り、見た人はこのラーメンは少し辛いのかな？と思うだろう。

麺。言わずもがなラーメンは麺を食う。スープをしっかりと絡ませて細めの四角い麺が噛みごたえを示している。

チャーシュー。最近増えてきたこういう真空低温調理によるレアのような食感。肉の旨味が薄いながらに閉じ込められている。

ひき肉。唐辛子とにんにくと肉のパワーをダイレクトに絵力をもって伝えてくれている。

煮玉子。見た目ではわからない。ゆで卵だったころと変わらない見た目。味が染みてるかどうかもわからない。(店主ってどうやって煮玉子の味が染みたか確認してるんだろう！)しかもトッピングするまでは出ても来てくれない。

僕は煮玉子なわけ。一見何もしてないし、聞かれないと答えられないし、聞かれても答えるのに時間が欲しいタイプなわけ。でも確かに自分では準備はしてる。けど、結果が出てないことはやったよって報告できない。結局、報告しない分僕がやったことは周りにも伝わってない。したら何もしてないみたくなっちゃったって話！
見えるものだけをそのまま信じるな！
煮玉子は、割ってみてくれ食ってみてくれって話！

それで味が薄かったらまた改良するから。