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溢れ出した春の山菜

「草しかないけど、めし食べにくるかぁ?」

仕事を終えて
なんだかご飯つくるんたいそいなぁ(しんどい)
なんて思っていたら
地域の方よりうれしいお声掛け

草しかない!?といえば
春の山菜だ!!

お邪魔すると
机には所狭しと春の山菜^ ^

いたずり(イタドリ)を炊いたんに
いたずりのつけもんに

わらびの卵とじに

ウドの酢味噌和えに

たけのこ炊いたんに

草しかないと言うていたのに・・・

「罠でしか獲れてのぉ。脂はのってないけんど、やりこい肉ぞ。美味いぞ。」と

鹿肉を焼いたんに
(バターと塩胡椒で焼いている!!)

鹿肉のすき焼きも!!

なんとも贅沢な食卓に
誘っていただきました^ ^

季節のあれこれをいただく際は
必ず作り方と
山菜であればアク抜きの方法を聞きます!

実際、自分で処理するよりも
処理済みのものをいただくことが多く・・・
自分でやる機会が少ないので
復習も兼ねて確認しています!

「わらびはの、もさもさのん取って、タンサンか木灰ふりまいての。とんとん沸きの湯を、わらびが浸かるまで入れて、そのまま一晩置いとくんよだ。そのあとは、半日以上水に晒してから、アク抜きの。」

「いたずりはの、ちょっと日に当てたら皮が剥きやすくなるぞ。つけもんにするんなら、そのまま切って、塩して重して一晩もおかんくらいに置いといて。炊くんなら、皮むいて、そのまま湯にさっとくぐらせて、一晩水に晒してアク抜いて。酸味が抜けるけんの。フライパンに、さっと入れて醤油と出汁で味付けしたらできるぞ。」

「ウドはの、皮むいて、ちょっとしっかりめに茹でるんぞ。茹でが足りんかったら、切ったときに茶色うなるけんわかるわ。茹でたら切って、酢味噌で和えたらできるわだ。」

「たけのこは、皮のまんまゆがけたら美味いの。糠と鷹の爪入れて。米のとぎ汁つこうてもいけるわ。串が通るくらいまで茹でたらいけるわ。炊いて置いといたら、天ぷらにしたら美味いの。」

山菜がたくさん採れる春
保存する知恵が木頭にもたくさんあります

●干す
●塩につける
●冷凍する

様々な方法で
木頭の春の山菜は保存され
かきまぜという
木頭のゆずの果汁を使った
まぜ寿司の具として使われます^ ^

春は保存の知恵と
山菜料理を教わるチャンス!
ホンモノの知恵を
地域の方より教わっていきたいと思います
自分でやるよりも
味わう方が多いので
なかなか知恵が身につかないですが(笑)

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