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音声入力機能で口述筆記をしてみる

 突然ですが、腱鞘炎になりました。 左右両手ともです。
 ハサミが使えません。 ペットボトルの口が開けられません。 お箸が持てません。いや、持てるけれども食べ物がつまめません。
 親指を使う時、親指に力を入れる時、痛みが発生しています。

 ギプスで固定することも検討しましたが、 生活する上で現実的に無理と 判断し、 包帯で固定してもらいました。

 来るべき腱鞘炎に備え、半月ほど前にエルゴノミクスデザインのキーボードを導入しました。 しかし、ブラインドタッチの練習中にこのようなことになってしまいました。無念。

 というわけで、 これまで毛嫌いしていた音声入力を使ってみることにしました。

 Siriが出始めた頃、 音声入力の間違いで思わぬ人に電話をかけると言うトラブルに遭いました。 途中で停止することができなかったので、私にはコントロールできないと思い、それ以降ずっと音声入力のスイッチを切っていました。あまりに不本意に感じ、せっかくのテクノロジーを使いそびれたと言う感覚もなかったと思います。 むしろ自分にはいらない機能だと思っていました。

 そして今、この記事を音声入力で書いています。 おそらくタイピングとあまり違わない速さで入力できています。そして誤字もほとんど発生していません。息継ぎのタイミングで半角スペースが入ってしまうのが玉に傷、 と言う位です。

 今とても後悔しています。 音声入力をもっと使ってくればよかったと。
 そうは言っても、 音声入力をしている場面は、1人でぶつぶつとしゃべっていると言う状況です。 家族にはあきらめてもらうか、 留守の時に書くか、 みんなが寝静まった後に書くか、 ちょっと迷うことにします。

 短所は、議事録を書くのは難しいということ。 これは、音声収録ソフトの文字起こしで対応することにします。
 長所は、 頭に浮かんだことをとりあえず出力できるので、最初から最適な言葉を考えなくても良いことです。
 やってみたら、そこまで変な文でもないような気がします。これまでより良い文として出力しようと頑張っていたはずですが、もしかしたら空回っていたのかもしれません。

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