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合法セルフせんべろ居酒屋、TSUTAYAシェアラウンジのすゝめ

酒飲みとは、酒を飲む生き物である。
そこに酒があれば気になってしまう生き物である。
ということで今回は、今密かな話題となっているらしい【TSUTAYAシェアラウンジ】へ行ってきたレポート!

地元、川崎シティ駅前の商業ビルDICE内にあったTSUTAYAが今夏リニューアルし、TSUTAYA BOOKSTOREという名でレンタルも内包した総合書店となってから約4ヶ月。晴れて緊急事態宣言も明け、ワクチン接種2回目が完了したタイミングで500円クーポンをもらった。これは偉大なる酒神のお告げでは? そう思った私は、思い立ったが吉日。今こうしてラウンジの居心地の良い一人席テーブルで、ヒューガルデンの入ったコップを片手にこの文章を書いているといった次第だ。

●ドリンク
まず何と言っても、ドリンクの豊富さはこのシェアラウンジの目玉である。今回は合法せんべろ居酒屋としての利用なのでアルコール中心の紹介となるが、サッポロ黒ラベルとヒューガルデン、デュワーズが注ぎ放題……この時点で酒飲み諸君ならわかってもらえるだろう。これはヤバい。これに加えてボンベイサファイヤなど、ジュースサーバーと合わせて各種カクテルが自由に作れるジンやリキュールの瓶も置いてある。語彙力がなくなってしまうほどヤバい。

●スナック
酒のお供に忘れてはいけないスナック。TSUTAYAシェアラウンジではナッツやパスタスナック、ポップコーンなど約30種類のスナックが食べ放題なのだ。これは嬉しい。甘いものからしょっぱいものまで、酒にあうスナックがレバーをひねるだけでどんどん出てくる。量り売り店に並んだケースを見て「これをちょっとずつ全部食べてみたいな〜」と思ったそこの君、是非TSUTAYAシェアラウンジへ行くべきだ。ちなみに私はバターピーナッツとメイプルポップコーンをしこたま食べた。

●テーブル
昼から酒を飲んでばかりでは体裁が保てない、さて少し作業をしようかな……という態勢を取るのに欠かせない、椅子とテーブルについて。ラウンジ内には一人席、向かい合って座る低めの椅子の二人席、四人ほどは余裕で入れるボックス席がある。どれもゆったりとしていて落ち着けるものだ。一人席のテーブルと隣との間隔は広く、ノートPCとドリンクが入ったトレーを置いてもまだまだ余裕がある。ノートパソコンやiPadなどを持ち歩いて外で仕事をする勢にとって、コンセントがあるのは何より嬉しい。

以上、3つの点から見てもTSUTAYAシェアラウンジをセルフ居酒屋として利用するのはかなり理にかなっていると言える。今回はクーポンを使用して約1000円の会計だったが、アプリから予約すればいつでも料金が10%オフになり、1時間で約1200円という会計となる。なんと1日利用コースもあるので、ガッツリと居座って作業しつつ、ゆるゆると過ごすこともできるのだ。

正直に言うとTSUTAYAの書店に関しては、「コーヒーが飲める喫茶スペースで会計前の新品の本が読める」という私的に我慢がならない書店というイメージのほうが強く(飲食物を持っている時は店舗に入るなと教わって育った)、この気持ちはいまだに変わることはない。このシェアラウンジも同様に置いてある雑誌などは自由に読んでも良いことになってはいるが、「会計前の書籍がある場所で飲食物を持たない」という信条の元、これからも手を付けることはないだろうと思う。

しかし、それを差し引いてもTSUTAYAシェアラウンジは酒飲みにとってかなり魅力的なスペースであることは確かだ。一風変わった飲みを求める酒飲みの諸兄らは是非一度お試しあれ!

※名誉のために書いておくと、記事の後半は後日書いたものなのでアップした本日、つまりド平日の昼間にビールの入ったコップを握っていたわけではありません。あしからず。

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