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ネガティブは危険のタネではない

#シンカするオトナの部活  

素敵な講師のお二方に学ぶ「レジリエンス講座」に初めて参加しました!

レジリエンスとは
「逆境、困難に立ち向かう、立直りの力」
「回復力」
「しなやかな強さ」

…かくありたいものですよね。
仕事でも、日常の人間関係の中でも、苦しい時に折れない心の持ち方。ポジティブ心理学とも表現されるそうです。


ところで私は、もともと圧倒的ポジティブです。(前提をぶちこわすスタイル)


以前、習っていたダンスの先生から「あなたは、もうちょっと凹んだ方がいい」と言われたこともありました。それも発表会の直前に。「いやちょっと先生、言うタイミングがどうかしてる!」と思いましたが(←指摘されても凹まないポジティブ勢)、さすがに少し自分の考え方を意識するようになりました。

私は凹まないわけじゃなく、ネガティブを心の隅っこに追いやってるんですよね。こういうイメージです。

私にはめっちゃ高くて厚くて強い理性の壁があるので、たぶんネガティブの勢力拡大を許さないのだと思います。
「ネガティブが広がってる!やばい!つらい!無理!」「ポジティブ仕事しろ!はやく!!」っていう司令塔の役割もしてるかもしれません。

おかげで日々の生活の中で、生きにくさ・苦しさはあまり感じません。

ただ、気になるのは
「凹むべきところに目を向けていない」&「現状把握が甘い」&「自分がきちんと受け取るべき感情(ネガティブ)をないがしろにしてるんじゃ?」
ということです。
ネガティブ感情にきちんと向き合っていないからこそ、何らかのきっかけで壁が崩壊したら、その時は抑圧されてたネガティブが溢れ出してきて、心が耐えられないんじゃないかな~という懸念はあります。
しかし、書いてて自分でも思いますが、これすらもポジティブ勢の戯言(たわごと)っぽいですね。。。

ともあれ。そういう私にも「レジリエンス」は優しかったです。

私は、ネガティブ感情…不安・罪悪感・自己否定etc…は、当たり前に自分の中にあるものだと思っていましたが、「ネガティブは自分の周りにたくさんあるもの」という考え方を知りました。

「今、こんなネガティブな感情が近くに来てるな~」と俯瞰すること。その感情にさらされていることの良し悪しではなく、そのままを感じること。

カミナリ雲に出くわしちゃった感じかな、と思います。
「カミナリ来たな」「鳴ってるな」「光ったな」「落ちたな」と、お家の中から様子を見て、通りすぎるのを待つ感じ。目を背けるのではなくて、きちんと把握して、でもまず何より自分の安全を確保することが大事。

私は、「ネガティブは自分の中に持っている危険のタネ」だと思っていたのですが、自分とは別個の存在として認めて、共存していくものだと考えたら、落ち着いて向き合えるかもしれません。


物事の考え方や受け取り方のバリエーションを増やすことは、大げさな表現ですが、生きるヒントを増やすことだよな~とも思いました。

1時間で入門編を教えていただいたレジリエンス。
とてもわかりやすく親しみやすく、しかしその先には果てしない深淵を感じます。。

また、続きを学べる機会がありますように!

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