見出し画像

子供は親を選んで産まれてくるのか?

ちょっとスピリチュアルなお話しになるので、苦手な方はUターンしてください👋🏻

そう言うわたしもスピリチュアル系のお話しには、疑ってかかるタイプです。



タイトルにある、「子供は親を選んで産まれてくる」という話しを聞いたときは、

「そんな訳ない。選べるんだったら、みんな裕福で優しい親を選ぶでしょ。苦労すると分かってて、わざわざ過酷な道を選ぶ人なんていないだろ。

あー、親だったらそう思いたいよね。そう思いたい人向けに作られた言葉か。そしてその本が売れてるとなると、はいはい、完全にビジネスですね。」

と、だいぶ批判的に捉えてました。

元々の性格が歪んでいる説もありますけどね〜😇



でも、以前お付き合いしていた人と付き合った理由を考えると、私が今の母親を選ぶ可能性がゼロではないなと思ったのです。

もし空の上からどのお母さんの元に行くかを選んだとして、そのときに以前付き合っていた彼を選んだ理由と、同じことを考えていたら納得がいくんです。

もしかしたら母親と似ていたから、その彼を選んだのかもしれないけどね。




以前お付き合いしていた方とは、正直付き合わない方がいい理由の方が断然多かったです。

・恋愛スタイルが合わない
・相手に忘れられない人がいる(死別した前妻の方)
・精神的に落ちやすい(死別した前妻は躁鬱病の方で、前妻と結婚してから彼も躁鬱病になった)

など、あげ出したらキリがないほど。




でも、私の使命だと感じてしまったことがあり、ざっとこんな感じのことを思って付き合うことを決めました。

「わたしと付き合わなくても、他に一緒にいてくれる人はいるだろう。

でも、きっとその人は彼の"負"にのみ込まれてしまう。

そして一緒に落ちていく。

逃げ出せたとしても、その人もきっと"負"をもらってしまうから、その後その人と付き合う人がまた"負"をもらって、負の連鎖が続いてしまう。

でも、わたしだったら絶対に"負"にのみ込まれることはない。

絶対に絶対に大丈夫。

だから私がこの負の連鎖を断ち切らないと。」



ジャンプ漫画の主人公か?と思うぐらい、困難が待ち受けていると分かっていて、試練の道を選びました。

そう覚悟した後に、「私ってバカだな。生きるの下手くそだな。やめときゃいいのに。笑」って冷静な思考も出てきました。

でも、もうこの時点でジャンプの主人公になっちゃってるので止まらないです(笑)


ダメ男に引っかかる女性は、「わたししかこの人を分かってあげて、支えられる人はいない!」と思って付き合うとよく聞きます。

もしかしたら私もそうかも?と考えたのですが、それともちょっと違う感覚で…。

ある程度、相手の"負"が軽くなったら私の役目は終わりなので、別れるつもりでした。

「一旦私で"負"を軽くしてから、次に行ってね〜。」と言う気持ちだったので、目標は『彼を支えて彼に必要とされたい』ではなく、『負の連鎖を断ち切る』の方がしっくりくるんです。



では、母が持っていた負の連鎖はというと、

『自分の母親からもらえなかった分の愛を、自分の子供から搾取すること』

母の話しによると、私の母の母(私から見たらおばあちゃん)は、農業を手伝う働き手として子供を産んだようです。

今でも貧しい国はそういう環境下にありますが、うちも昔は貧しかったためそういう考え方だったみたいですね。

育て方も家族としてと言うよりは、家事や農業の手伝いをする人としてしか見ていないのだな、と感じる育て方だったようです。

親から無償の愛を受ける経験をせずに育った母は、私に無償の愛を求めるようになりました。

子供の頃は必死に期待に応えようと、愛を与え続けました。

でも母と私の根本的な考え方が真逆で対立することが多く、私が大人になるにつれて全ての期待に応えることは無理だと感じるようになりました。

そして私も母と同じように、親からの無償の愛を知らずに育ってしまいました。


幸運にも私はインターネットが発達している時代に産まれ、同じように育てられた人の情報を得ることができたので、自分が親から受けていたものは愛情ではないと気付くことができました。

親から暴力を受けていた人が、自分の子供にも暴力を振るうようになるのは、「あれは愛ゆえのしつけだった」と思いたいから。

愛情だと思わないと、自分が愛されていなかったことになってしまう。
そんな現実を受け入れたくないと無意識に思ってしまっているからだと思うんです。



子供の頃から今も、結婚も自分の子供が欲しいとも感じないのは、心のどこかで『わたしも母のように自分の子供に愛情を求めてしまうかもしれない。だとしたら私でこの連鎖を終わらせるべきだ。』と思っているかもしれないなと。

もちろんあくまでもこれは私の場合です。

親から愛されずに育った人は、結婚するべきではないと言っているわけではないですよ。

無償の愛をたっぷり受けて育った人がパートナーだったら、その人から無償の愛を学べるかもしれない。




そして今回の記事のタイトルに戻ります。

「子供は親を選んで生まれてくるのか?」


あくまでも私の場合では、「どうやら選んでいる可能性高そう…。」という結論に至りました。

正確には生まれてくる前に、「次の人生の目的は『負の連鎖を断ち切る』にしようかな。じゃあこの目的に合うのは…あのお母さんだ!」みたいに決めたのかなぁと。


生まれてくる前に人生の目的を決めている説についても書きたいけど、長くなりそうなので、気が向いたら別記事で書くかも〜。

やっぱり言語化するの苦手でうまくまとめられなかったけど、最後まで読んでくれた方ありがとうございます😊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?