確定申告と源泉徴収

確定申告とは

・課税期間が定められている税金を、課税期間が経過した後にその期間で支払うべき税額を”自ら”計算し確定したものとして申告すること。

例:課税期間 4/1〜3/31

消費税・法人税等 売り上げから算出し税務署へ申告・納付する。


納税方法

①申告納税方式(国税)

納税者が自ら税法に従って所得・税額を計算し納税すること。

※節税ができる内容がある。税額を算出する規則や方法は複数あり、自分に有利な方法を選択できる。

②賦課課税方式(一部の国税、地方税)

徴収する側が税額を決定する。

申告義務はないが、徴収する側が納付すべき税額を確定してくる。

固定資産税、不動産所得税、新築・増築・改築 等


・サラリーマンの行う確定申告

給与所得控除

必要経費の名目で給与から一定金額が自動で引かれる。→年収によって変動

特定支出控除

仕事に必要な出費(確定申告で経費計上する)

給与所得控除の1/2を超える金額の場合、超える部分について控除できる

※特定支出に関する明細書と給与等支払者の証明書が必要→会社に証明書を発行してもらう必要あり。

控除対象

会社から自宅への通勤費、転勤に伴う転居費、仕事に直接必要な技術や知識を得る研修費・資格取得費、単身赴任地と自宅を行き来する帰宅費、仕事に関わる図書費、制服・事務服等の勤務で着用が必要な衣服費、得意先への贈答・接待費用


源泉徴収とは

会社が給与から所得税分を差し引いて納税する申告税

サラリーマンが自ら申告して申請・納税する場合は副業等で確定申告が必要な場合のみ

事業を行う会社は全て源泉徴収を行う義務がある。

最終的な金額は年末調整で確定される。

所得税は本来、申告税のため年間所得に対して課税する税金

毎月の納税額は仮であり、年末に再計算し徴収額が多ければ返金、少なければ追加課税される

年の途中で扶養家族が増えた、減った 等

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