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葬送のフリーレン、勝手な感想文!w

「葬送のフリーレン、いいですね!」

「物語の筋として、冒険ものだけど、これはある種のオマージュに満ちていて、で、本筋自体が”ドラクエ”のオマージュだけど、裏の物語は、フリーレン自身の生長物語ですね!」

「あ、そうそう、彼女が1000年以上も生きていて、でも、人の80年足らずの人生になんとなくだけど、及ばないって感じているところからスタートするね!」

「ヒンメルが亡くなるところが始まりですね!」

「エルフにとっては、人との死に別れは普通にあることだから、これまでは全く、何も感じなかったのにね!ヒンメルには、独特の感情が沸き起こる。そして、『ナニコレ?不思議???』どうなってんの?って確かめ直す!」

「ってことで、新たな仲間と旅に出直すわけです。実際に、フェルン、シュタルク、そして、まだ完全に仲間とはなっていないけど、僧侶:ザインと出会いつつ、北の魔王城を目指して、旅をするのね!」

「これは、二重に”旅”になっている。前回の”魔王討伐”の旅を具体的になぞる旅であると同時に、彼女の精神世界の在り方を自分自身で見つめ直す旅ですね!」

「そうそう。まさに古典的な”聖杯伝説”であり、これは、典型だけれども。」

「まず初め、彼女は、ヒンメルの死に臨み、その死に目に遭って、自分自身はまだ、その死ときちんと向き合う”資格”がないということに気がつくんですね!」

「それが、”聖杯を探す旅”の始まりだね!」

「ちょうど、フロドがまだ、”指輪”の持ち主としてのね、資格がない!っていう感じの旅の始まりと同じですかね???」

「春樹さんの、”ねじまき鳥クロニクル”で、初めは”ぼく”が、失踪したクミコさんに会う資格がなく、そこから、旅が始まるとかね!」

「春樹さんの小説は、基本、この形ですね!”羊をめぐる冒険”でも、主人公は、最初は、その大切な”何か”に気が付いていない。もしくは、気がつくほど、生長出来ていない!」

「在りし日のヒンメルと会って、もう一度話したい!でも、まだ、その資格がないんだね!> フリーレン!」

「もう一度、もっと若い仲間と、同じような旅路に出るが、今度は、自分が、ヒンメルのような立場なんだね!”魔法使い”だけど、”勇者”ポジション!www」

「”葬送のフリーレン”はお話の細部も凝っていますよね!」

「オマージュだの、サンプリングだのだらけだね!」

「ラ・ラ・ランドのチャゼルの描く物語のようですね」

「アニメも、もう、半世紀以上の歴史あるしね!」

「一級魔法使い試験編は、HUNTER×HUNTERへのオマージュに満ちていて、ところどころに細かいサンプリングもある。」

「試験場の案内の女の子は、衣装まで、HUNTER×HUNTERの、ハンター試験編の女の子そっくりだよね!www」

「そして、ミミックに食われるフリーレンの

『暗いよー狭いよー怖いよーーー!』

ですがこれ、昭和の名作:”うる星やつら”(©︎高橋留美子)の面堂終太郎ですよね!www」

「懐いね!初代の声は、神谷明さん???だったっけかな???新作の方では、宮野真守さんですね!」

「今回のフリーレンの声は、種崎敦美さんですが、このシーンでは、面倒君への、つまり、神谷さんや宮野さんへのレスペクトもあって、面白い!w」

「おじさんでも、一粒で二度も三度も美味しいんですね!」

「そう、で、一粒300m、行っちゃうwwwww」

「他にも、オマージュやサンプリングに溢れた洒落っ気とユーモアに満ちたお話ですね!www」

「本誌連載は、しばらく休載しているようだけど、作家さんたち、週間連載は大変なので、”小学館”ちゃんとしてもらって、作家さん達にもしっかりとおやすみもとっていただいて、良いものを残していただきたいです!」

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