課外発表 「アンパンマンのエキス」について
「まだ南大阪いけないつらい」
「開所日が限られてるからな~てか読書感想文いつまで放置するんだ?」
「献血関連が終わったらですね」
「本日の作業はこれまで。辞書編集作業は結構大変だと思いますが、各グループに分かれて作業していくと結構進みが早いですね!皆さん、お疲れ様でした。」
「あの、先生?」
「どうされましたか、Kさん?」
「今日私は『アンパンマンのエキス』の項目をつくろうって言ったんですけど、グループのみんなが誰も知らなくて、それで流れちゃったんですよ。」
「確かに『アンパンマンのエキス』は話が古いしコラボともインフルエンサーとも違うから紹介しずらいですね・・・・・・」
「でも、凄く献血をするうえで知って欲しいし、この話をきっかけに献血について知ってもらえると思うんです。」
「それは間違いないでしょう。
分かりました。次週は予定を変えてみんなに説明しましょう。発表自分でしてみますか?」
「はい!」
「ではKさん、お願いします。」
「はい。『アンパンマンのエキス』とは輸血用血液の呼び名の事です。
神戸の小児がん闘病者の方がこの呼び名を用いはじめ、その母親の方がこのことを闘病日記の一環としてブログに挙げました。
その後、このブログの内容をもとにTSS(テレビ新広島)が番組を作成し、そのタイトルに『アンパンマンのエキス』を用いました。」
「ブログは本人の転載認可のもとWikipedia記事に全文が掲載されています。」
「今では何故か兵庫県赤十字血液センター様の公式サイト内のリンクが切れてしまっているなど、関心が薄れてしまっているようですが、「輸血・献血がなぜ必要なのか」ということを訴えるうえで忘れるべきではない内容だと思います。
是非この機会に「アンパンマンのエキス」の存在を社会に知らせてあげる必要があると思います。」
「ありがとうございました。皆様いかがですか?」
「はい。」
「Aさん」
「ぜひ広めたいと思います。
認知の側面から、「あんぱん」が来年の朝ドラになることをからめられないでしょうか」
「良い案ですね。他に実践案をお持ちの方はいますか?Iさん?」
「『アンパンマンのマーチ』を絡めてはいかがでしょうか。子供の歌として人口に膾炙している一方、歌詞の内容としては『生きる意味』『みんなの為に』『愛と勇気』など献血とかかわりの深い言葉が多いため、効果的に知ってもらうことが出来るかと思います。」
「有難うございます。ぜひ私と皆さんの手でひろめましょう!」
「で、作ったん?」
「作りました。載せますか?」
「載せとこか。期待されても困るが・・・・・・」
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