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びっつんなか日高

最低だ。

今回の旅行は

めちゃめちゃ最低だ。

先に言っておこう。

旅行の概念を

最低な理由で覆す。

もはや、旅行ではない。

そう言われてしまうかもしれない。

おそらく前代未聞。

その理由。


高速道路代しか、お金かかってない。

三芳SA⁇

毎度の如く

深夜に高速道路を走っている。

日付はすぐに変わってしまった。

眠気でぼんやりした脳みそとは裏腹に

道はスッキリしていた。

外環に乗ってから

あっという間に、関越だ。

やはり毎度の如く

SAで一晩過ごす。(たぶん三芳PA)

足元を照らす大切な明かりが

普段とは違い

煩わしく感じる。

上着をカーテン替わりに

明かりを遮る。

やっぱり夜は暗くないと。

人間は暗闇を畏れるよう

出来ているのに。

不思議だ。


黒山三滝

翌朝

7時頃出発した。

着いたのは8時ごろ。

SAでは何も買ってないし

途中、コンビニも寄っていない。

朝ごはんは

車内で食べられるように

家でつくってきた、おにぎりを食す。

滝付近の駐車場も無料だ。

近付き過ぎると有料になってしまうが

その手前ならば無料。

そこからでも

問題なく歩いて行ける。

たいした距離じゃない。

もちろん、歩いて行こう。

有料で停める必要がない。


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滝までの道中

お土産屋さんがあった。

商売っ気がない。

雑に陳列されているだけだ。

せっかく来たから

そんな理由で

有難がって買う人もいるのだろう。

どんな人なのか

拝んでみたいもんだ。


バッチリカメラ目線な

ブルドッグを横目に

黒山三滝を眺める。

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滝行もやっていた。

良いものを見れた。

いつかやってみたいと思う。

人生に悩んだ時かな。

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豚のテーマパーク

残念なことに

映えるスポットを見つけられないまま

帰途につく。

このままでは、いまいちなままだ。

お情けで、もう1か所

行ってみることにした。

サイボク

豚のテーマパークだそうだ。

豚がブヒブヒいて

触れ合うのかと勝手に思い込んでいた。

しかし、市場やお店があり

高品質そうなパッケージの

豚肉がたくさん

売っているところだった。

それだけだった…

結局、欲しいものは何もなく

ぐるっと回っただけで

サイボクを出た。

だって、ホットドッグ食べるために

あんなに並びたくないし。

駐車場がディズニーランドと

間違えるくらい広かった。

ほぼほぼ埋まっているのがまたなんとも…


お昼ごろ

まだ渋滞するには早い関越を走っていた。

片手にはおにぎり。

もちろん、家でつくってきたおにぎりだ。

せっかくのおにぎりも

通り過ぎるコンクリートと

列をなす鉄の塊に囲まれ

風情もなく

ただただ食べることをしながら

ぼんやりと思う。

今日、財布出してないな…


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